ジャガーズ



左より:
佐藤、宮崎、森田、岡本、沖津、浜野
1964年4月に宮ユキオとザ・プレイ・ファイブとしてスタート、中堅エレキバンドとしてジャズ喫茶などで活躍、1967年6月にザ・ジャガーズと改名しフィリップスより<君に会いたい>でデビュー。3作目まで順調にヒットし1968年3月に主演映画も公開されるが、内紛によりリーダーの宮が脱退し、浜野が加入、その後もヒットが続く。

メンバー::宮ユキオ(ミヤ ユキオ):ドラム
       沖津ひさゆき(オキツ ヒサユキ):リードギター
       宮崎こういち(ミヤザキ コウイチ):ギター
       岡本 信(オカモト シン):ボーカル
       佐藤安治(サトウ ヤスジ):キーボード
       森田巳木夫(モリタ ミキオ):ベースギター
       浜野たけし(ハマノ タケシ):ドラム
特徴:岡本信のボーカル、橋本・筒美・すぎやまの作詞・作曲、カバー曲
ヒット曲:君に会いたい、ダンシング・ロンリー・ナイト、マドモアゼル・ブルース、
       キサナドゥーの伝説、星空の二人
お薦め曲 君に会いたい、ダンシング・ロンリー・ナイト、マドモアゼル・ブルース、哀れなジョン、キサナドゥーの伝説、星空の二人、恋人たちにブルースを、二人の街角

ジャケット 曲名 作詞・作曲 歌い出し 備考

1(1967.6.1)
君に会いたい 作詞:清川正一

作曲:清川正一
若さゆえ 苦しみ
若さゆえ 悩み
心のいたみに
今宵も ひとり泣く
イントロのギターや歌詞に英語を交えた哀愁メロディーで大ヒット。
ビート・トレイン 作詞:宮ユキオ

作曲:宮ユキオ
バババ baby
バババ Beat Train
Baby,I want you
Come on baby,I want you
ステージでおなじみのビートナンバー。

2(1967.10.5)
ダンシング・ロンリー・ナイト 作詞:漣健児

作曲:鈴木邦彦
きのうの恋は 忘れて
きのうのあの娘は 忘れて
踊りつづけていたい
夜なのさ
オリコン27位
漣健児の作詞、イントロのファズ、ジャンプして歌うステージが人気に。
若いあした 作詞:星加ルミ子

作曲:宮ユキオ
一人ぼっちで 歩こうよ
涙こらえて 走ろうよ
Run Away Run Away
どこまでも

3(1968.1.25)
マドモアゼル・ブルース 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
Baby,be my free
赤いレンガの街角で
雨にぬれている
あなたは一人
オリコン26位
北欧の街角をイメージさせる橋本の詞とロマンティクな筒美の曲。
哀れなジョン 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
冷たい冬の夜
星が泣いているぜ
誰も 誰もいない 夜の港
恋を 恋をさがす 哀れなジョン

4(1968.6.15)
二人だけの渚 作詞:Alain Baschung
訳詞:フクチミホコ
作曲:Alain Baschung
あなたから 贈られた
てのひらの 宝物
一粒の 貝殻は
夏の日の愛の しるし
フランスのAlain Baschungの作曲をアニー・フィリップが歌った曲のカバー。
キサナドゥーの伝説 作詞:Howard Blaikley
訳詞:なかにし礼
作曲:Howard Blaikley
おー 愛に生きて死のう
あなたを つれてゆこう
はるかなキサナドゥー
おー 愛が生きるすべて
オリコン20位
デイブ・ディー・グループの全英No.1ヒットのカバー。
ムチを使う岡本のステージで大ヒット。

5(1968.9.25)
星空の二人 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
星がきれいだね 歩いて下さい
君のやわらかい 心がほしい
今夜は二人で イエ イエ
今夜のキッスを ウォーウォー
オリコン58位
筒美がスタックスを参考に作曲した和製ソウルの
恋のパスポート 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
みしらぬ人が 残していった
黒い秘密の パスポート
どこまで続く あてない旅路
男と女の 恋の世界

6(1969.1.25)
恋人たちにブルースを 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
甘いセリフと 口づけだけで
まことの愛は 探せはしない
雨も泣いてる 夜だから
涙グラスで 暖めて
オリコン82位
岡本がセクシーに歌うムード歌謡。
恋するまゆみ 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
はじめて逢った 素敵な少女
君の名前は 恋するまゆみ
シルクのように まろやかなのに まゆみの涙 ぼくは苦しい

7(1969.5.25)
二人の街角 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
恋をしたから 昨日も今日も
おちつかないのさ この僕は
聞いて下さい あの娘のうわさ
こがれる想いの 初恋の
愛の夜明け 作詞:橋本淳

作曲:筒美京平
愛する人の 心の中に
バラ一枝の 花園が
ひそやかに ひそやかに
ねむってる
ラテン風のエキゾチックなバラード。

8(1970.4.25)
いつか誰か 作詞:阿久悠

作曲:すぎやまこういち
いつか誰か 悲しみわけあって
愛をかよわせる 胸から胸へ
いつか何処か 迎える夜と朝
一人で待つには 孤独は重い
フェニックス 作詞:阿久悠

作曲:すぎやまこういち
いくたびか 命よみがえる
炎に包まれ
火の鳥は愛に姿かえ
僕の中にある
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