金正日「オバマ、なぜ私に無関心なのか」と怒る
金正日(キム・ジョンイル)総書記がバラク・オバマ米大統領の無関心に怒りを表したという証言が出てきた。
マーク・ギンズバーグ前駐モロッコ米大使は16日、インターネット媒体のホピントンポストに掲載した文章で、中国官僚らの発言を引用して、「金正日総書記はオバマ大統領がイラン指導者には関心を注ぎながら、自身には気を遣わないと怒っている」と明らかにした。
オバマ大統領選キャンプで外交諮問委員を務めたギンズバーグ前大使は「今週、中国北京大でのフォーラムに出席した際に会った中国官僚らが語った」としながら、「彼らは金正日に対する深い挫折感とかんしゃくの感情を表出した」と書いた。
そして「オバマ大統領が金正日の(国防委員長)再推戴を祝う放送メッセージを送らないならば、韓半島はまた一度緊張の時代に入る」と予想した。
オバマ大統領は就任直後、アル・アラビヤ放送とのインタビューで、イランに和解のジェスチャーを見せ、アフマディネジァド・イラン大統領に書簡を送ったりもしたが、北朝鮮に対しては特別な反応を見せていない。
ギンズバーグ氏は自分に話した中国官僚らが誰なのかは公開しなかった。
韓国速報 09/4/18