未公開ベロベロ日記アネックス

１月８日は

「ロックンロールの日」だった…


オレも知らなかったのだが

エルビス・プレスリー氏の誕生日だから

そういった記念日らしい。


ブログを更新しようとしてたまたま、この情報を入手した。


オレも誕生日を覚えているミュージシャンは意外に少ないコトに気付いた。



以前

ジョン・レノン氏の命日に開催されていたイベントについて

オノ・ヨーコさんが

「誕生日に開催してくれ！」って言ったという記事を見たような気もする。



そんな話をお客さんの前で知ったげに話していたところ…



ＤＪのＮＫＭＴさんに



「あ〜…そうなんですか!?」


「そんな話を！」



「ブログで書けばイイのに！」



と、言われた。




確かにこのブログで音楽ネタというものを

あんまり書いたことが無い

いや、ほとんど無い。

音楽情報に疎いというのもあるが…



オレは大笑いしながら


「そうよね!?オレが何食ったとか…」

「ベルト買ったとか切れそうになったとか、ど〜でもエエよね!?」



そんな自虐ネタでウケを狙って

同席していたお客さんの反応を見ると…





みんな頷いていた。






味方だと思っていたのに！






「でも、無料じゃけエエじゃろ？」

泣きながらそう呟くのがやっとであった。



昔、ＮＫＭＴさんが

「オカさんのブログって『・・・』が異常に多いっすよね！」

そう言ってたのでオレも気を付けるようにしていたのだが

今回これだけ書いただけでも８回も使っている…


いま９回使った。


この３倍くらいは使いたいのだが極力我慢している。



そんなＮＫＭＴさんが


「でも、１月８日なんすかぁ〜」

「オレすっかりロックの日は６月９日なんだと思ってましたよ！」


（「６」と「９」で「６９」すなわち「ロック」だ）



「あぁ！日本ではね！」



そう言うオレに









「いや！」











「世界中そうなんじゃないんっすか!?」






「そっちの方が全然イイっしょ!?」

「１月８日って（笑）！」









・・・ナカマ、いや、ＮＫＭＴさん






６を「ロク」と言い９を「ク」と読めるのは













日本人だけじゃけぇ！









そんなオレも外国人の方に電話番号を伝える時に

「０９０」というところを思いっきり

「ゼロ。Ｑ。ゼロ〜。」と

巻き舌にていきなり間違えてしまった経験もある。

お互いさまだ。



因みにＮＫＭＴさんは国立大学出身。


タカノ橋で「羞恥心」というＤＪイベントをやっている。




今回は反省の意味を込めて短めで音楽ネタが多かったが


最後に


ベルトの成長記録を残して終わりにする。





















裏地（？）が見えてきた。

電話があって

重要書類が届いているという事だったので

久々に実家に帰った。


バス停に到着し、家まで歩いていると

町の様子が激変しているのに驚いた。


高層マンションや保育園やスーパー

アメリカンな邸宅やそれに付属したプロムナード

幼稚園の友達が住んでいたオンボロアパートは

頑丈そうな豪華マンションに変わっていた。


２０年くらい住んでいた町なのに自転車を借りて探検すると

本気で迷子になってしまった。


以前、東広島のニュータウンに行った時

そのあまりの綺麗な街並みに

「ウソくさい街じゃの〜〜！」

なんて言っていたが


バスで１５分のオレの故郷も少し同じようになっている。


それでも高校の友達のおばあちゃん（故人）の閉店した薬局は

レトロな看板がそのままになっていた。

（ＢＧＭ：フラワーカンパニーズ「この胸の中だけ」）


「何十年ぶりに帰ったんや！」ってカンジだが

秋にも帰っていた。

それくらい激変している。


迷子になりながらも何とか戻って

オンボロの実家に入ると・・・


巨大なテレビが狭い部屋を占拠していた。


テレビも激変していた！


「地デジじゃ」


正月に購入出来なかったオレは興奮気味にそう呟くと

スイッチを入れてテレビを観る



・・・




・・・ん？





「映りがバリ悪いじゃん！」




噂では地デジという物は

とても映りがイイと聞く。



「何で!?」



そんなオレに母親が気付いたのか



「あぁ！それねぇ！」

「近所に出来たマンションがねぇ」
（あぁ・・・さっき見た高層うんこマンションの事か・・・）



「日照権やら何やらで迷惑掛けとるって・・・」

「地デジ契約料？みたいなのを負担してくれるんじゃって！」



「へ？」



「この近所の人もそれを期待しとって・・・み〜んなアナログなんよ」

「噂じゃけどね！フフフフ。」



・・・



確かにマンションが出来て日当たりはかなり悪くなってはいるが

単なる噂だけで

近所中みんな立派なテレビを買っても

アナログで我慢してるというのか！

日照権と地デジとの関係・・・

その噂はあんまり信用しないほうが良さそうだが

楽しみにしている様子だったので

そっとしておいた。



２０１１年まで待ってみて
噂が本当に噂だけで終わったら
渋々自分で契約するとの事。


そんなこんなで

用事が済んだので帰ろうとすると


呼び止められた。


「ちょっとコレ持って帰りんさい！」


お土産か何かを手渡されそうになった。


面倒臭いので


「いらん！いらん！」


と言いながら靴を履きながらふと見ると





その手には・・・





コレが握られていた・・・


















「さざれ石じゃん！！」






「・・・持って帰るわ」






さざれ石ならさざれ石だと最初から言って欲しかった！


危うく持って帰れないトコであった！


あぶない。あぶない。




広島の方なら当然ご存知だろうからここからは飛ばして読んで欲しい

この「さざれ石」は

まぁいわゆるチーズかまぼこなのだが、全く似て非なるもの。

かまぼこだと言われないと分からないくらいプリプリツヤツヤのすり身で

その中にネギと濃厚チーズが入っている。

う〜ん・・・この説明だと、やっぱりチーズかまぼこか！

この美味しさは食べてもらわないと分からないのが残念だが絶品！

広島市、特に西区民のお正月は

このさざれ石に始まってさざれ石に終わると言っても過言ではないだろう！

そう、何故かお正月に良く出される。

上京した友人も広島に帰ったら

まず先祖の墓参りよりも先に

このさざれ石を摂取するという「さざれジャンキー」なのだ。

しかもなかなかスーパーには売っていない。

調べてみたら通販もやってらっしゃるみたいなので

遠方の方は是非購入して頂きたい

オフィシャルＨＰを見るとやはり市内でも置いてあるスーパーは少ないみたいだ。

オレが勝手にスーパーに営業に行ってやろうかな？

インディーズの営業担当として。

同社からリリースされている「サラミチーズ」も絶品。



グルメ情報が長くなってしまったが

話をガラリと変えて


前回日記のベルトの件・・・



店の定休日


ベルトをお貸ししたＳ嬢から電話があった


「オカさぁ〜ん…今日お店休みなんですか？」

「うん！木曜は定休日よ！」

「あ〜・・・そうなんですか」

「もしかして！」

「はい」

「ベルト持って来たん!?」

「・・・はい。いまお店の前です」


「定休日じゃけ！」


Ｓ嬢は日記を見てくれて慌ててベルトを持って来てくれたらしい

その努力は買おう。

３００円で立派なベルトを買ったので別にいつでも良かったのだが

少しオーバーに書いてて慌てさせたのでオレも反省した。

彼女の慌て具合は

前回日記のコメント欄で思わず本名を名乗ってしまった件でも想像できよう




しかし！




わざわざ持って来てくれたのは嬉しいけど






よりによって定休日に来るとは・・・









タイミング悪過ぎじゃけぇ！





でも





持って来てくれて良かった。






なぜなら






３００円で買ったベルトはこんなになっているからだ。




















・・・






いやいやいや！











秒読み段階じゃけぇ！





もう切れるけぇ！




オレはもう定休日とベルトは信じない。

が！

このベルトが切れるまで成長日記を書いていこうと思う。

と、いうカンジでお正月は過ぎていった・・・


世の中は仕事始め。

帰省客でごった返したショッピングセンターも日常に戻り

オレものんびりとショッピングを満喫出来るようになった


それを記念して正月からの悲願である「肉」を食べに行った。


もちろん食べ放題。


前回日記とは別のショッピングセンター内には

税抜１９８０円で「しゃぶしゃぶ」と「すき焼き」のどちらかを選んで

７０分１本勝負にて食べ放題という素晴らしいお店があるのだ。


今回の対戦相手はすき焼き


仕事前ということもあって
店員さんのアルコールの注文の催促も華麗にスルーして
（仕事中には飲むのだが腹のキャパを考えて・・・）

後半に少し意識を失いながらも肉片一片を残して見事、防衛に成功した。



ベルサイユのばら・・・

いや、「別腹」でサーティワンに移動し

好物のポッピングシャワーをカップのキッズサイズで注文。



ミントとバニラがマーブル状になった中に
小粒の弾けるキャンディーが入っていて

口の中で溶けるとバチバチと音が鳴るアイスだ。












このアイスを食べる時にはちょっとしたコツがあって

キャンディーが溶け始めたらおもむろに口を開けて

シュワ〜〜プチプチ…バチバチ！プチプチプチ…シュワ〜という音を

舌と口の形を変えながら微妙にエフェクトを掛けなければ良い音は出ない。



余談が過ぎたが

まぁ、そんなことをしている４０歳だ。



そんなこんなで

完食と同時に間髪入れず腹を壊したので

お手洗いにて儀式を済ませ

そろそろ仕事に行かなければならない時間になったので

エスカレーターに乗ろうと移動していると

ベルトが大量に販売されているのを発見した。


値札を見ると



何と！



全て３００円！



どうやらそこは３００円ショップらしく

店内全部の商品が３００円という何ともオレ好みなお店であった。


「ベルトかぁ・・・」


思えば年末の「歌謡曲ナイト」というイベントで

ＤＪのＳ嬢が


「オカさぁ〜〜ん・・・何かヒモかロープみたいなもの置いてないですか〜？」

「えっ!?・・・ヒモ？」

「はい。」

「ヒモはちょっと置いてないわ！ウチ。」

「あ〜〜そうなんですか」

「なんでヒモなんかが要るん？針金ならあるけど？」

「針金ですか…そうですかぁ…」

「？？？？」


ＤＪさんがヒモ？


何か新しいＤＪテクニックでも出来てて、それ用に使うのか？


ＤＪ関係の本とかは読んでないけど

きっとそうなんだ！

ヒモを使ってＤＪをするという新しいスタイルがＮＹあたりで開発されたのだ！



良く考えたら・・・


８の字にしたヒモを使えば





２枚のレコードが同時にスクラッチができるではないか!?




最近ＤＪ機器も進歩して

様々な商品が発売されてはいるが、






ヒモで良かったんだ！






確かに針金では細すぎるし引っ掛かりも悪い！





・・・





さ！

おふざけはこれくらいにして・・・



Ｓ嬢である。



「針金じゃダメなん？どしたん？」

「あ〜…じゃあイイです。すいません。」



立ち去ろうとするＳ嬢を見ると

腰に手を当てている。



「ちょっと待ちんさい！」

「はい？」


「ベルトじゃろ!?」

「・・・」


「ベルトなんじゃね!?ベルトが壊れたかどうかしたんじゃね!?」

「・・・はい」


「じゃあ・・・コレ使いんさい！」


オレが着けていたベルトを外しＳ嬢に手渡す


「・・・でも〜」

「エエけぇ！オレ男じゃし、大丈夫じゃけ！」


「・・・でも〜」

「あっ！ゴメン！オレのじゃ…汚いか！」


匂いを嗅いでみると

イイ香りはしないがまずまず使用に耐えるレベルという状態にあった。


「うん。大丈夫じゃ！」

「有難うございます！！」


女性はベルトが壊れたらかなり困るのだろう

スカートかズボンがずり下がってパンツ丸見えの状態では

気になってＤＪするにも集中出来ないってもんだ。


オレがある女の子との初デートの最中にウンコを漏らしてしまい

それでも何とかバレずにデートを続行した時も

今となって考えてみると…

あんまり集中出来ていなかった様に思う。



話が逸れた


Ｓ嬢である。


後日お礼のメールが届いた


【先日は有難うございました！ベルトなんですが…家に帰って気付いたら着けたまま帰ってしまってました！無いと困りますよねぇ？持って行きましょうか？】

【いつでもイイよ！家に何本もあるけぇ！】


嘘をついてしまった。


正直に言うと

オレは貸した一本しかベルトは持っていない。


「武士は食わねど高楊枝」という言葉があるが

日本男児たるもの

ベルトの一本や二本でガタガタ言わないものなのだ！

暑いとか寒いとか、痛いとかカユいとか

年末年始に

小さ目のズボンしか穿くことが出来なかったとか

腰で穿くスタイルどころか腹で穿くスタイルで貫き通したとか

そういう事は言わないものなのだ！



話をショッピングセンターに戻そう・・・


「３００円でベルトなんか売っとるんじゃ」

見てみるとお洒落なベルトが沢山飾ってある。

雑貨屋さんっぽいピンク色の内装のお店の雰囲気からして

恐らく女の子用ばかりなのだろうが

黒いベルトに星型の鋲が沢山付いた「ロックっぽい」ベルトを選んで

腰に巻いてみると

なぜか長さが丁度良かった。

「最近の女の子は太った人が多いんかの？」

まぁ事情はともかく

気に入ったのでレジに持って行くと


店員のお姉さんは電話をしていた。


電話の内容は

勤務シフト表をＦＡＸで本店に送ろうとしたが
何故か送信できなくて困っている。
説明を聞くがあんまり要領を得ないまま
他の従業員のシフトとの兼ね合いの悩みや売り上げ状況の報告…

そんな内容だった。

私用電話ならそんな事お構い無しにレジに商品を置いて

強引に会計を済ましてもらうオレだが


仕事に関係がある電話なら終わるのを待ってあげた方がイイだろう。


待ちつつベルトを持ったまま店内をうろつきながら

帽子（女の子用）を試着してあまりの小ささに感動したり

ファンシーなアクセサリーを見ていると


店内はオレ以外

若い女の子ばかりだというのに気が付いた。


もちろん若い女の子はそんなに嫌いではないのだが


かなり居心地が悪い。


完全にアウェイ。


男の聖地「ＳＵＮＢＯ◎Ｋ」に間違えて
普通に本を買いに来た女性がうろついている…


そんな状況を想像して頂ければ分かりやすいと思うのだが


まぁそんな居心地が悪い思いをすること数分


レジのお姉さんが電話が終わったみたいなので


ベルトを差し出すと

電話ではかなり低かった声のトーンとは打って変わり

かなり高めなトーンで会計を済ませてくれた。


「プロ魂ここにあり」


ヒゲめがねで挙動不審だったオレでも快く受け入れてくれる…

そんな人の情けが身に沁みたのは久々だったような気がする。



今更だが
何を書いてるのかだんだん自分でも分からなくなってきたが


続けよう


無事ベルトが購入できたので意気揚々と職場に向かい

お客さんにベルトの自慢をすると

その安さやデザインの秀逸さに、みな一様に驚いてくれた。


そしてバカ話をすること数十分


お手洗いに行ってベルトを締めようとした途端・・・














「ブチッ！」









鈍い音と同時に


ベルトを持った手に違和感が・・・







「あっ！」





正式名称は分からないのだが

ベルトの余った部分を通す輪っかの部分が




すき焼きを食い過ぎた為か




…切れていた。

























・・・










いやいやいや！














ホッチキスで留めとるだけじゃけぇ！







ベルト偽装なみじゃけぇ！




オレはもう３００円ショップを信じない！