被害者数が特定されていませんが、あったと思います。
これは東京裁判のパル判事も認めています。
注意しなければならない事は日本のいう「南京」と中国がいう「南京」の
地域の擦り合わせが出来ていないことです。
中国側が主張する「南京」は行政区としての南京で、日本のネット右翼が言って
いる「南京」は南京市内。
日本に例えると関東地方全域と千代田区くらいの差があります。
また、あちらの国が出している数字は数日間のものではなく長期間で出た被害者
数です。
それも認識せず、南京市内のデータを挙げ「嘘だ」「デッチ上げだ」と言ったところで
疲れるばかりでしょうに。
傍から見てて面白いので、無理に止めろとは言いませんが。
===補足===
質問のカテゴリは政治ではなく「歴史・地理」ですよね。
ならば政治処理の一環である「東京裁判で特定された南京事件」だけに限定するのは
おかしいのではないでしょうか。
それでも是非に東京裁判における「南京虐殺」に特化したいのであれば、
答えても良いですよ。
「南京虐殺」を東京裁判で取り上げられたものに特定しても、やはり「あった」ことに
なるのです。
真実など、もはや神さましか判りません。
戦争が外交の一手段である以上、その後始末とも言える軍事裁判も政治の一環です。
その裁判で認定された「事実」こそがものを言います。ウェッブ裁判長が「これから
判決を言い渡す」と宣言し判決内容は数日に渡って読み上げられました。
「極東国際軍事裁判所の判決文」は、10章と付属書A・Bからなり、英文にして
1000ページ以上にものぼります。これを日本は条約の通り受け入れました。
判決文=judgement には、「裁判所の設立、審理、根拠、事実認識、起訴状の認定、
判定、刑の宣告」が全て盛り込まれています。
政治は真実ではなく「事実」に拠って動いていきます。
この事実を覆したいならば米国をはじめ連合軍に喧嘩を売るしかありません。
日本は連合国にとって元敵対国です、講和条約を否定したら同盟国ではなくなります。