警察のマイクロバスから無線機盗難

　横浜市鶴見区の神奈川県警鶴見署の駐車場で３月、止めてあった同署のマイクロバスからデジタル警察無線機１台と車検証が盗まれていたことが１６日、分かった。同署が明らかにした。窃盗事件として捜査している。無線機は遠隔操作で使用を停止した。

　同署の池田光夫副署長は「警察署の敷地内で窃盗事件が発生して誠に残念。警備を強化し再発防止を徹底したい」と平謝りしている。

　同署によると、３月１６日午前６時４５分ごろ、バスに乗り込もうとした署員が運転席側のドアがドライバーのようなものでこじ開けられているのを発見。運転席と助手席の間にあった無線機本体と付属のマイク、運転席のドアポケットにあった車検証が無くなっていた。

　同月１３日夕に別の署員がバスを降りた際には異常はなかった。駐車場はコンクリート製の壁に囲まれ鉄の門扉があったが、門扉は施錠されていない時間帯もあった。（共同）

　［2009年4月16日19時38分］