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> No.3071[元記事へ]
tontonさんへのお返事です。
聖ヨセフに賛美！
tontonさん今晩は。相変わらず威勢ええね。結構なことや。また大阪弁しゃべれて嬉しいわ。そやけど、同んじこと二回言うのん､あんまり好きちゃうねん。「あがないの秘跡」について、前にいっぺん「分かち合い」したんちゃうか。
道交法知ってる？交差点で事故の時、お巡りさんが､交通整理に来るやろ。車が立て込んで、青信号やのにお巡りさんがストップの合図したら、進んだらあきまへんで。そやけど赤信号でも､お巡りさんが「進め」言うたら、もう、ちょっとでも早う、ややこしい現場から抜け出したらええねんで。こんなとこで、いつまでも愚図愚図してるのん適わんやろ。
「指針 あがないの秘跡」いうのん、確かに結構なこと書いてあると思うよ。教会全体は、いずれそのようになるやろね。それにあんた、よう勉強したはるな。お世辞やなしに立派やで。そんな人が教会におらへんかったら、教会の力は弱うなるばかりやで。小生ら、もうそんな力ないから、しっかり頼んますわ。
中には不自由なことも書いてあるようやな。例えばセルフ・インティンクションはあかんとか。信徒が御聖体を手にとって、カリスの御血に直接浸して､拝領するのはあきまへん、のやな。
いつぞや、あんたのような、よう勉強している信徒さんが、声高らかにおっしゃったやろ。「セルフ・インティンクションはローマに反する行為だ。やめれやめれ」と。それでセルフ・インティンクションをやめた教会も出てきたな。
そやけど反対の教会も出てきたやろ。「指針」が発行されて、問題が指摘された後やのに……。例えば前にお知らせしたここなど。
http://shukugawac.exblog.jp/8651831/
それに今でも、まだやってるところありまっせ。
結局こういうことやで。ローマからのお達しも、現地の司教様の指導の下に実施されるべきやねん。
先ほどの交通事故現場で、急ぎのドライバーが､お巡りさんに「信号、青やから進ませろ」といっても、お巡りさんは言うやろ。「こっちは全体の交通の流れをスムーズに行くよう､ここで交通整理しているねん。お前さんの都合ばかり聞いておれんのや。指示に従っとれ」と。
教会も同じやで。現地の司教様の指導が､ローマから来た書類よりも優先するんや。
司教様自身が「自分はローマ教皇に反対する」と言ったり､またバチカンから破門か何かの処分足り、何かお咎めを受けていない限り、その司教はローマ教皇と一致しているねんで。司教の行動を、勝手に判断して、「あの司教はローマ教皇と一致していない」なんて決めつけるのは大きな罪やね。
そしてどんな立派なことが書いてあっても、司教様が「実施する」と言わなければ､単なる紙やで。司教様が「いついつから、これこれをせよ」と命じたら、そらもう、信徒は完全に従わなあかんわな。そやけど司教様が禁じていないのに、信徒が先走りして､気を利かして自己規制する必要は、さらにないねん。場合によっては、却って邪魔することもあるで。
色々の問題があって､信徒が指摘する。司教様が､それを十分認識してしまえば、信徒の義務は全うされたんやで。司教様も､あれこれ考慮して、もっとも効果的に実施するには、どうすればいいかと､心を砕いておられるねんで。
信徒が司教様に提案したのに、採用されないとき、「司教様のやり方はなっとらん」とか「もっと早くしろ」なんて迫って､何度も何度もうるさく言うのは、教会法に違反するで。「信徒は聖職者に忠告する義務がある」なんぞと言って、つきまとうのは
『過ぎたるは及ばざるがごとし』
という以上の罪やね。
こうなれば、司教様に恫喝しているのと同じやで。精神的暴力をふるっていることになるね。もう提案ではなくて､自己の意見を司教様に押しつけているねんで。この掲示板には､そんな人多いやろ。聖職者に対する敬意を持たねばなりまへんで。「カトリック教会のカテキズム」907番をまた引用するわ。
『キリスト信者は……信仰および道徳の十全性ならびに牧者に対する尊敬心を損なうことなく、共通の利益および人間の尊厳に留意し、自己の意志を他のキリスト信者に表明する権利と義務を有します』
「牧者に対する尊敬心を損なうことなく……」これは大切やで。
本田神父様のことについても、司教様が事態を十分認識しておられるやろ。そしたら処置は委せきったらええねんで。第一、それは司教様の権限やろ。小生やあんたが、くちばしを突っ込むのは、越権行為やで。なんの効果も出てこないわな。小生は、そんな畏れ多いこと、ようせんわ。神様の罰を招くことが心配やねん。
しかしながら、一つの場合が考えられね。tontonさんが、「どうしても司教の処置は不当だ。黙認するのは、自分の良心が許さない」と思われれば、その時は､ちょっと別やな。そんな場合は、あんたの親分のやり方を見習ったらええやろな。
あの女傑、何やら司教様のやり方が気に食わん､言うてバチカン大使館まで乗り込んで陳情されたわな。あれって、ちょっと驚かされたけど、確かに最も正しい方法やと思うで。正攻法いうんかな。
tontonさんも、どうしても司教様のやり方を承伏できん言うんなら、あんたの親分の女傑に陳情方法を教えてもらったらどう？あの人なら､あんたと一緒に行ってくれるで。バチカン大使館まで。
その場合は、ちょっとご注意しときたいことが二つあるねん。
まずバチカンに訴えた場合は、決定が出るまでは、今の司教様の言うことに従わなあかんで。決定も出ていないのに､がたがたと司教様に反するようなこと言うたらあかんねんで。あんたに有利な決定が出て､初めて司教様を非難できまんねん。
次はな、訴え出た場合の見通しも､少し立てときや。例のセクハラ事件は、こらもう、ほとんど駄目やろね。全く司教様の権限内の問題やからね。却下やろ。そして、あんたのいう食パン問題は、あるいはお咎めがあるかも知れんね。その時は、素直に従ったらええんやが、平信徒にはあまり関係なさそうやね。
あんたの投稿、小生とは意見が違うけど、スカッと分かりやすくてええわ。口ばかりではなく､あなたのお得意の実行力で､教会へ奉仕することも､一層励んでください。
教会の保護者なる聖ヨセフ、私たちのために祈ってください。
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