2009年4月19日 12時26分更新
高梁市のチョウの愛好家が育てているジャコウアゲハが羽化し、黒い羽でゆったりと飛ぶ姿が見られています。
ジャコウアゲハは雄が香料の麝香に似た香りを発することからこの名が付けられたといわれています。
高梁市成羽町のチョウの愛好家、加賀博人さんは20年ほど前から自宅の敷地に網を張ってチョウを飼育するためのケージを設けてジャコウアゲハを育てています。
今年もおよそ130匹のさなぎの羽化が始まっていてケージの中では黒い羽のジャコウアゲハが飛び回っています。
ジャコウアゲハは羽を大きく開くと10センチほどになりビロードのような光沢のある黒に赤い模様があります。
ケージにはチョウの姿を見ようと愛好家やアマチュアカメラマンが訪れてはカメラにおさめていました。
ジャコウアゲハの羽化は4月いっぱい続くということです。