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| 浦和―京都 前半７分、エジミウソン（１７）が決勝点となるループシュートを決める。ＧＫ水谷 |
貪欲にもう1点を
前半７分、エジミウソンのゴールで早々と先制。その後も主導権を握り続けた浦和にとって、いかに追加点を奪うかが真価の見せどころだった。公式戦ここ３試合はいずれも１―０。それだけにホームでもう１点奪って、成長の証しを見せつけたかった。
そのチャンスは何度もあった。京都の加藤監督に「中盤は向こうの方がずっと上だった」と言わしめたように立ち上がりから球を支配し、しっかりパスを回してゴールに迫った。前半の京都のシュート数を２本に抑え、浦和のコンビネーションサッカーをいかんなく発揮した。
先制点を奪った２分後には同じような形でエジミウソンがゴールネットを揺らしたがオフサイド。同１４分には原口、エジミウソン、ポンテ、山田直の前線４人が連動してゴールに迫った。同４４分にも左サイドバックの細貝を起点にポンテ、阿部を経由して山田暢のクロスに再び細貝が頭で合わせたものの、ファウルでノーゴールの判定に。
華麗な攻撃が随所で光りながら、ゴールにならない歯がゆさ。フィンケ監督は「いい形での成長を遂げている」と手応えを口にする一方、「得点につながる場面で集中力を高めていかないといけない」と反省する。
それでも公式戦４試合連続で１―０という結果は、安定した守備とタフネスさがなければなし得ない。内容は日進月歩の様相を呈している。だからこそ、決定力不足はもったいない。
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