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【郵便法違反事件】白山会会長が頻繁に民主党議員へ仲介を繰り返す (2/2ページ)
今回の不正郵送をめぐる“接点”も浮上している。牧議員が昨年5月、白山会や提携先の広告代理店「新生企業」(大阪市西区)のライバル団体が低料第三種郵便物制度を悪用している実態を国会で質問。守田容疑者の経営する会社から、19〜20年に計24万円の政治献金を受けていたことが判明している。
また守田容疑者は16年ごろ、牧議員の政治資金パーティーで、白山会の前身団体「凛(りん)の会」の主要メンバー、倉沢邦夫容疑者(73)=郵便法違反容疑で逮捕=と知り合った。凛の会は同年5月、第三種郵便物の適用承認を受けて定期刊行物の発行を始めたが、17年ごろから守田容疑者が介入。倉沢容疑者とともに、広告主の商品パンフレットを同封した不正ダイレクトメールの郵送を始めたという。
凛の会関係者は「倉沢容疑者は当時、広告主になる企業を紹介してもらおうと、国会議員会館回りを繰り返していた」と話す。
また20年以上前、現在は民主党に所属する大物議員の秘書を務めるなど政界との関係は深く、自己紹介の際、大物議員の名刺を示して「米国の大学の同級生で秘書もしていた。親友だ」と誇示していたという。
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