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【郵便法違反事件】白山会会長が頻繁に民主党議員へ仲介を繰り返す (1/2ページ)
障害者団体向けの割引郵便制度の悪用事件で、大阪地検特捜部に郵便法違反容疑で逮捕された障害者団体「白山会」会長、守田義國容疑者(69)が、民主党の牧義夫衆院議員(51)=愛知4区=への陳情や相談を仲介するブローカー行為を繰り返していたことが18日、関係者の話で分かった。守田容疑者らは政界人脈を周囲に誇示していたという。不正郵送の背後には政治家の「影」が見え隠れしている。
「守田容疑者は牧議員とかなり親しい様子で、『朋友(ポンユー)だ』と言っていた。仕事上の相談で口利きを依頼すると、すぐに牧議員の日程を押さえてくれた」。守田容疑者の知人はこう振り返る。
知人によると、今年3月までの数年間に計4回、守田容疑者とともに牧議員に面会。最近の面会では、健康飲料をパチンコ景品に導入し、その売り上げで国際医療の支援をしようと企画し、牧議員にパチンコ業界への紹介を依頼した。この際、牧議員は「わかった。パチンコ会社の会長に紹介して」と秘書に指示、今月になって知人は会長と会うことができたという。
関係者によると、守田容疑者と牧議員は約20年来の間柄。牧議員が昭和62年〜平成10年、鳩山邦夫総務相の秘書を務め、守田容疑者は鳩山総務相の地元・東京都文京区で会社を経営。選挙時などに支援するうちに秘書だった牧議員と意気投合し、牧議員が12年に衆院選に初当選した以降も親密な関係が続いていた。
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