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森元首相、政権批判の中川秀氏に「派閥世話人やめよ」(2/2ページ)

2009年1月21日21時46分

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写真インタビューに答える森喜朗元首相=21日午後5時22分、東京・永田町、林正樹撮影

 ――第3局志向なら、自民党を離党すべきですか。

 「今の時点では思わないが、党分裂の引き金ということになるといけないから、これまで注意してきた。うちの派閥を離れていった人をみると、皆いつの間にか収まりがつかなくなって、元に戻れなくなる」

 ――説得しないのですか。

 「そんなつもりは全くない。なだめてあやしてなんてことはしたくない」

 ――次の衆院解散・総選挙は、いつごろでしょうか。

 「予算成立までは乗り切れると思う。節目は予算だ。僕は任期いっぱい(9月まで)やれれば良いと思っているが、待ちきれない状況だと皆が思うなら、イチかバチか。麻生さんも自民党最後の総裁になるかもしれないが、それはそれでいいじゃない。野に下り、今度は攻めに入ると」

 ――麻生首相で総選挙を戦うべきだと思いますか。

 「麻生さんで、責任政党として戦うべきだ。地方県連も皆で一緒に推したんだから」

 ――総選挙の前に、総裁選をやるべきでしょうか。

 「そうしたら、『麻生、降りろ』ということになっちゃう。求心力を高めるなら、思い切って内閣改造をすべきだ。なるほどという力強いパワー。皆が納得し党員も喜ぶ内閣を造ったら良い」

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