自滅するフラッシュドライブ
掲載日時:2007.07.30 23:00
パスワード忘れると大変なことになる「IronKey」です。
世界でもっともセキュアなフラッシュドライブになるよう設計されました。
暗号化チップ「IronKey Cryptochip」採用により、AESハードウェアをベースとする軍用クラスの堅牢な暗号化を実現。 暗号化キーはドライブ本体に保存されており、ファイルのアクセスと解読にはパスワード認証が必要です。
で、パスワ間違えて10回連続誤入力するとIronKey内部の自滅装置が発動し、ドライブ内に保存のデータすべてが破壊されちゃうんです。これが「フラッシュ・トラッシュ(flash-trash)」という新技術で、文字通り全バイトに上書きし、元のデータを完全に修復不能にしてくれます。
ハード暗号化技術と、あとひとつの特長はオンライン機能ですね。IronKeyサイトにログインすると(またIronKey挿入してパスワードが必須)、セキュアなサービスが起動し、FireFoxブラウザも悪意のあるソフトウェアが決して入れない「stealth surfing(隠密サーフィン)」専用アプリに様変わり。たぶん変なソフトに追跡されない、ってことでしょうね。
価格79ドルで1GB分の心の平穏を。秘密が1GBに収まりきらない人は149ドルの4GBドライブも。アメリカでは離婚する夫婦が最初におさえたがるのが相手のマシンって言いますから、ニーズはありそうですよね。
-KARSON THOMPSON (原文/翻訳:satomi)
[IronKey via EverythingUSB]
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