岡山放送局

2009年4月18日 19時3分更新

あしなが学生募金始まる

病気などで親を亡くした学生を支援する「あしなが育英会」の街頭募金が18日から県内で始まりました。

「あしなが育英会」は病気や災害、自殺などで親を亡くした学生の学費などの支援をしていて18日は、岡山市と倉敷市で募金活動を行いました。

このうち、JR岡山駅東口では高校生や大学生のボランティアおよそ50人が街頭に立ち、親を亡くした学生が学費を払えず進学をあきらめざるを得ない現状などを訴えました。

このなかであしなが学生募金事務局、岡山県代表の松久ともみさんは「不況のなか、親を亡くした学生を取り巻く環境はとても苦しくなっているため今まで以上に支援が大切になっています」と呼びかけました。

このあと、学生たちが募金を呼びかけると、通りがかった人たちが、「頑張ってください」と声をかけながら募金をしていました。
あしなが学生募金事務局では18日と19日、それに4月25日と26日に、岡山駅前と倉敷駅前で募金活動を行うことにしています。