2009年4月18日11時20分
「桜を見る会」でアイドルグループAKB48のメンバーら招待者と記念撮影する麻生首相=18日午前、東京・新宿御苑、関口聡撮影
「ふるさとに はや桜咲くゆえ問えば 冬の寒さに耐えてこそあれ」。麻生首相は18日午前、東京・新宿御苑で催した「桜を見る会」で、自作の歌を披露した。
八重桜が咲き誇る中であいさつに立ち、歌を詠んだが、途中で内容を忘れ、「引っかかっちゃった」と苦笑い。首相は地元・福岡で桜が早く開花したことと、自身の失言や閣僚の不祥事で低迷した内閣支持率がやや持ち直したことを重ね合わせた様子。経済危機対策にも触れて、「冬の間の仕込みが、春の花と同時に開花していくように頑張ってまいりたい」と語った。