米村貴裕のビースト竜獣「萌え」・ドラゴン（ライター）のひとこま

　いつものこと、あとになって後悔するパターン。
　コメントにはのちほど、まず記事の削除と、不快になられました方がおられましたら謝罪いたします。

　美少女萌えはありますが、ビースト萌えはＮＧでしょうか。野球でたとえるななら売上は美少女萌えの本がホームランするなか、ビースト萌えはセーフティ・バントといったところ（例外もありますが）。

　文章の未熟さ加減は置いておいて（これも重要ですが！）、表紙から挿絵の完成度の高さと、内容はかなりのビースト萌えなので内野安打くらいになってほしいもの。
　いろいろな方のＨＰなど拝見していますと、ビースト関係のページでよく「不快になる情報があります。それに同意するなら」みたいな記述を見かけます。たしかに獣１８禁のページは注意が必要かもしれませんが、普通のビーストページでも、この記述をよく見ます。

　ビーストってそんなにべっ視される存在なのでしょうか。人間と違う姿ながら、特殊な能力を持ちながら、理性的にふるまうって、すばらしい存在じゃないかと思っています。これは人間同士でもあてはまり、いまだ王道からそれて個性的にふるまうと偏見の目でみられ、最悪いじめなどにもつながります。
　どうも現代は、大量生産型の人間が求められているような気がします。いろいろなタイプの人がいたっていいじゃないですか（人に迷惑をかける個性はヤンチャなだけで個性とは思っていません！）。それを寛容の目で見守れない現代。派遣切りなんて人を「道具」みたいにあつかう記事は大嫌いです。

　ちょっと話がそれました。
　ポケモン・デジモンの大ヒットでさまざまなビーストたちの世界が少し広がったようにも思えます。わたしも微力ながらビースト・ドラゴンライターとしてファイトしていきたいです。

（ここから宣伝）
　どうかビーストの世界を体験してください。もう返本が始まっているころですから、急いで書店へ、とお願いすることしかできません。
『ウルティメイト・ビースト』：ドラゴン（ヒロイン）萌え
『レシピエント・ビースト』：ビースト萌え

＃ドラゴンくんとおねーさんのコンビ『やさしいＣ＋＋』シリーズはホームランでしたから、ビーストがそれほど嫌われているというのではなく、「萌え」につながらないだけかもしれません。

ウルティメイト・ビースト
著者：米村貴裕
販売元：リトル・ガリヴァー社
発売日：2009-02-18
おすすめ度：


レシピエント・ビースト
著者：米村貴裕
販売元：リトル・ガリヴァー社
発売日：2009-02-18
おすすめ度：

　わたしの本を買ってなどとヤボなことはいいません（ま、まぁ、ちょっとは言いたいですが……）。
　近所に１年前にできた本屋さんが見事につぶれました。駐車場も完備されていて立地条件はそれなりだったのですが、不況の影響か、インターネットの普及で「本で調べる」ことが少なくなったせいか……。
　でもネットは結構、間違った情報がどうどうと公開されていたり、まったくのでたらめだったり、「責任者＝著者」があいまいなので鵜呑みにするのは危険ですし、やはりページをめくる醍醐味がある紙の書籍が楽しいかな、と思っています。
（インターネットも便利でよく使っているので、文句をいえる柄ではありませんが……）

　ともかく、このままだと本を読むという娯楽や文化が消えてしまうのではないかと、個人が考えてもどうにもなりませんが、不安を覚えています。地域密着型の書店は消え去り、大手の大型書店のみに統合される運命なのでしょうか。

　なんとなくしんみりとさせられてしまう閉店のお知らせでした。

　明日は高野山大学の非常勤講師タイムであります。非常勤といってももう５年連続。卒業生の方からメールいただいたりもしました（お坊さんになるとか。わたしが死んだら供養してくだされー）。

　最初なのでガイダンスのみ行いますが、毎年、新しい生徒さんとの顔合わせは緊張します。「やんちゃ」な生徒さんもおられるので、切れるときもありますし、情報格差は深刻です。
　これまでパソコンをほとんど触ったことのない方から、中高校でバリバリやってきた方まで入り乱れているのです。どんなペースで講義を進めていいのか、迷う場面もありますが、基本は「初心者の方がついてこられる」ペースです。
　バリバリの方はネットで動画など見ているようですが、他の生徒さんに迷惑をかけず、かつ毎回行う「課題」をクリアしていれば、とくに注意しません。
　もう大人なんですから、小学校みたいに手とり足とりするのは、失礼なようにも思っています。

　さて今年はどんな顔ぶれでしょうか。
　遠距離「痛勤（往復２３０km）」で事故らずにまっとうできるでしょうか？
　講義はできることなら、楽しく進めたいものです。

　せっかくなのでネタにしようと思います。皮膚がぽっこり膨らむ「良性腫瘍」がおへその上にできました。癌化はしません。誰もが生涯のうち１つはできるらしいのですが、できる場所によっては＆膿んだら切除が必要。

　実は過去に「おしり」にできてイスに座れないほど腫れて、膿んでしまい病院いったことがあるので詳しいのです。できたのは同じもの。
　おしりの腫瘍切除はかなり恥ずかしかったです。
　ベットの上で本気で「orz」状態、さらに下半身すっぽんぽん。そんな病院に限って看護婦さんがきれいだったりして、痛みより屈辱感？が大きかったです。

　まぁ腫瘍（しゅよう）ができる→需要（じゅよう）ができる、とダジャレで前向きに考えて、付き合っていきます。
　やはり健康ってなにげないことですが、健康であることが一番幸せなのかもしれませんね。

（ドラゴンネタはコメントありがとうございました。みなさんのスポット？がわかり、今後に活かしたいと考えています）

　なんだか前の記事のドラゴン萌えがコメント多数で、今後の参考になりそうなご意見ばかりでしたので、「萌え」から「フェチ」へ昇格？してもう一度。
（萌える部分、フェチな部分をコメントくださったら、ありがたいです）

　Ｃ言語やＪａｖa言語の本にまで「ドラゴン」くんを出すほどの、まるごとフェチ野郎ですが、一般にドラゴンを軽々しくあつかったらいけないのかなぁと。
　ドラゴンも龍も宗教や信仰の元で「神」あつかいされている場合も結構あります。最初の出会いが「ネバーエンディングストーリー」の「ファルコン」だったため、わたしは個人的にフレンドリーな関係になれるようなドラゴン・龍がいいなぁと考えています。
　ドラゴン・龍の知能ってどんなイメージなんでしょう。

　単なる「道具」「乗り物」「怪獣」としてしかあつかっていないものを見ると腹が立ってきます（個人的に）。

　大きさはフェアリーサイズだと乗せていただけない？ので、人間並みか小部屋くらいの程度がいいかなぁと。竜世紀のカーマインサイズ・バーミリオンだとちょっと大きすぎるかな、などと（って知らない方、多いでしょうね。「竜世紀」で検索かけてください。国際ＯＶＡの名作です）。

　色にはこだわりありません。ただエルマーシリースのようにしましま模様はちょっと、うーん、ドラゴンさんならいいか。幻の劇場映画も観にいったことですし。
　ブレスはガス系より、がぜん炎でしょうか。『ダイヤモンド・ビースト』ではむりやり東洋龍もブレスが使えることにしましたが、これも一般から外れていますね。

　人それぞれに愛されるドラゴン・龍「像」があるんでしょうね。生きている間になんとか「実物」にお会いしたいですが、アマゾン探検にでも行きますか……。

　

　これは大胆に「フェチ」と呼べるかもしれません。人それぞれドラゴンへの思い入れはあるはずです。ふっさふさの「ファルコン」タイプがいいというパターン、逆に「ドレイコ」「サフィラ」のように硬いウロコの体表がいいというパターン。ツルリタイプですね。

　わたしはどちらもタイプなのですが、ウロコ・パターンの方が多いような気がします。実際、かつてのＣＧでは水や雲・毛などフラクタル要素のあるオブジェクトの再現が困難でした（今もＣＧで完璧な頭髪は際限できていないように思えます。あと一歩）。
　そのため、ウロコタイプのドラゴンなのでしょう。ＣＧを使わない場合は「ファルコン」タイプのふっさふさが再現、といいますか、実物を作れるので問題なし。ただ撮影アングルに制限ができてしまい、ネバーエンディングストーリーでの飛翔シーンは真後ろ・真正面・真横と限られていました。
「エラゴン」ではＣＧなのでその制限がなく、かなり迫力のあるアングルで飛翔シーンが作られていました。

　さてどーでもいいことですが、わたしのドラゴン「萌え」部分は牙の見える鼻先と「カギ爪のある四肢」であります。小説でもそこの描写が必ず入っておりますし、また、イラストでもりりしい前足を追加してもらった経緯があります。
　みなさんはドラゴンのどんな部分（心ではなく体）に関心（？）があるでしょう？
『ウルティメイト・ビースト』ではある理由から、ドラゴンと抱き合うシーンが挿絵であるのですが、ここも前足を追加してもらったところです。
　興味がわかれました方、右側サイドバーの本をどんどんクリックしていけば、きっと良いことがあります（って締めくくりは結局ＣＭなのであります）。

　わたしはコーヒーが苦手といいますか、飲むと数時間あとに腹が痛くなるのですが、同じく覚せい効果を狙った緑茶に最近、はまりだしました。
　病院からカフェイン単体の粉薬ももらっているのですが、緑茶はそれよりスムーズな覚せい感をもたらしてくれます。
　万事ＯＫ？
　いいえ、まず緑茶は大量に飲まないと効果がでません。８時間で２リットル１本なんてザラです。次に緑茶は、その、おしっこ行きたくなりますね。
　覚醒しながら１０分起きにおトイレなんて、効率が悪いような気がします。でもカテキンまで入って健康になるでしょうか？
　スタミナドリンクの嵐よりは、まだましでしょうね。
　
　１回、緑茶＋カフェイン1mg＋スタミナ*2などをやったときは、覚醒しすぎてマンガみたいですが鼻血がでました。これは危険そうです。

　物を書くときは単に、目が覚めているだけじゃ書けません（以下、個人的な意見です）。勉強とはちがいますから。
　正直、ハイテンションになって狂ったようにキー叩くのが正解。ハイになっていないと恥ずかしくて書けないことや、おもしろい内容はつづれません。普通の人が普通の状態で普通な文章を書いても、書類選考では合格かもしれませんが、本としては売れません。
　ある種、イっちゃった人への対価として印税があるんだと思います。ってちょっと言いすぎでしょうか。とにかくわたしの物書きはこんな感じですので、いつか脳みその血管バーンで霊柩車でしょう。
　ともかくわたしにとっては（他の方は知りません）、恍惚状態じゃないとダメ。未熟な証拠でしょうか？　うーん。

　電子書籍出版契約なるものが送られてきました。これは電子出版に限らず、出版契約を取り交わすのですが、交わさずにいきなり出版というところもあり（もちろんきちんと印税をいただいております）、一概になんとも言えません。

　とにかく出版契約が来ましたが、うーん。電子出版で「大儲け」はないな、という感じでした。まぁ表紙絵・挿絵とも無料で描いていただき、ＣＭして売り出してもらえるので、とくに文句もありません。

　文章は結構、細かく修正し（て、に、を、はのミスやら”間逆”なんて恥ずかしい）ウインドウズ９８だったものが、ウインドウズ９８ＳＥになりました。
　あとは＋１枚の挿絵、レイスとアンドロメダのカットにお金を払ってまで、ご購入いただけるか、です。かなり「キワドイ」電子書籍（商材ですか？）は多々ありますが、どうなんでしょうね。
　こちらもさすがに収入がないと「物書き」している場合じゃなくなりますので、ハラハラと見守っていくつもりです。

　余談ですが「ガーディアン・ビースト」は最初「アンドロメダ」というタイトルでした。本編はまさしくドラゴンのヒロイン（？）「アンドロメダ」のお話ともいえますので。
　ただアメリカの人気ＳＦドラマとかぶるのと、「ビースト・ライター」でいこうと決意し、決定しました。掲載時は「ガーディアンビースト」だったのですが、間に「・」も入れていただき、書籍と足並みをそろえる形としました。

　新装版「ガーディアン・ビースト」発売までＸ日！？

　営利まるだしのブログですが、アクセスカウンターが２０万超えました。こんなブログを拝見していただき、ありがとうございます。感謝！
　まぁ１００万アクセスとか１日数万アクセスなんてページもざらにありますから、たいしたことではありません。単純に三日坊主にならないで、ひーひーつづけてこられたなぁ、という思いだけです。

　２０万アクセスが２０万冊突破となるように（やっぱりＣＭ）、精進していきたく考えております。
　記念に絵でも描こうかと思いましたが、本気でへたくそなのでやめました。ニコちゃんマークで勘弁して下さい。

　最後に……今後とも閲覧、また、コメントツッコミなど、お気軽にどうぞよろしくお願いいたします。

　書店営業をしているため、あえて顔がバレないよう日曜日などにこっそり書店を覗きにいっております。
　ありがたいことに追加注文はかかっているようなのですが、「生まれてから」このかた、１度もお客さんが買ってくださっているシーンを見たことがありません。
　メールやメッセージで「買ったぁー！」とのご連絡はありますが、「生」で見たことがないのです。きっと今後、衝撃的な出会いが待っているのでしょうね（すてきな女性だといいなぁと妄想！）。

　そんなところで既刊『ダイヤモンド・ビースト』の在庫表示があるのに、店頭で見当たらない。なのでちょうど近くにいた店員さんにたずねました。すると！
「第１巻ですね、ここです」
と、場所を教えてくれたのはいいのですが、「だ、第１巻？？」
　このネタ、前にも書きましたが、今回は別の書店で、さらにはっきり「第」という言葉を口にされました。
『ビースト・コード』が亡きものにされ、さらに実はシリーズモノ？？
　＊＊・ビーストというタイトルですから、シリーズと思われても不思議はありませんが「あぁ、このシリーズは売れないからいりません」
　なーんて他のお話も「まとめて葬り去られる」可能性が頭をよぎります。
　全部、別の物語です。
　でもあるお方のレビューで主人公＆ヒロイン＆ヒロイン・ビーストの構成は同じとの内容があり、よく考えればそんな気もします。うーん。うーん。

　ともかく〜目標は「グイン・サーガ」シリーズ超えと「あ、このシリーズ売れるので１００冊ください」となるようファイトしていきます。目標や夢は大きな方がいいですから。

　ＰＣ関連書籍では日本初「月刊I/O」は元気に発売中。そのなかの座談会に不定期ながら参加させていただいております。物書きだけではとても食べていけませんので、あれこれとお仕事しなければなりません。

「月刊I/O」は本当に古くから現在までつづき、わたしは小学校時代に立ち読みした記憶があります。なんで記憶に残っているのか！？
　かなり「硬派」な雑誌で機械語のリストやソースなどたくさんで、小学生では太刀打ちできない！　こんな世界もあるんだぁと、くっきり頭に焼きつきました。１ページまるまる機械語（数値データ）なんてコーナーもあったはずです。
　これは衝撃的でした。

　それから１Ｘ年、まさか「月刊I/O」に自らが登場することになろうとは！　
　なんかいかコラムで載せていただいたこともあり、I/Oを支える「工学社」さまからは書籍出版までさせていただいております。

　世の中、いや人生ってわからないものですね。大バカ者が大学非常勤講師を（書類が届いたので内定です）やり、そして戦慄（！？）を受けた雑誌さんとかかわれるなんて！
　いちおう匿名座談会なんですが、あの……、知り合いが見たら一発で素性がばれる書き方なんですけど……。ばかなこと言ってるなと笑ってください。

　わたしが購入したもので、車とＰＣの次に高かった「アーロンチェア」、つまりは「イス」であります。
　今でも検索すればヒットしますが、だいぶお値段が下がってきていろよう。でもいいんです。久々の「当たり」でしたから。

　空気イスともいわれ、独特のメッシュ構造なのですが何時間座っていても、「お尻にこない」のです。さらに冬場はまぁ多少寒いですが、メッシュ構造なのでお尻が蒸れることもなし。
　実際、ＮＡＳＡの管制ルームでも採用されているとか。スミソニアン博物館には展示してある高級ブランド。ＰＣ作業ばかり、安いイス使っていたら、たぶんお尻の具合が最悪になっていたと思います。

　それを考えると値段相応に働いてくれているのかな、と感じています。
　さすがに劣悪な環境でひたすらＰＣ＆物書きでは、体も頭もぶっ壊れてしまいます。長時間ＰＣ作業でお尻がピンチ！！　という方は検討してみるといいかもしれません。

　ただ欠点としまして「アメリカンサイズ」つまにはデカイ。さらに「完成品」が送られてくるので棺桶サイズのビッグなダンボールがやってきます。エレベーターに入らない、など運送する側にとっては大ピンチ！　な商品であります。

　なんかよくわかりませんが、「ドラゴンライター」のページに海外からのアクセスが集中してきました。アメリカ、オーストラリア、オランダと国際色豊かですが、とうぜん書籍は購入できませんよね。サイバーテロでもなさそうですし、イタズラでどっかの海外エロサイトにアドレス載せられたんでしょうね、きっと。

　まぁ変なメールもないのでスルーですが、ポジティブシンキングでいくとハリウッドの映画監督・プロデューサーさんなどが見て、「ＯＨ！　アタラシイ・ネタ・アルネ、コレ、キマリ」と人生一発大逆転、なーんてないでしょうか。
　アマゾンは海外発送していますから（って現状、非常に順位が低く、涙涙でございます。よろしければ……）

　みなさまのお陰さまで、国内ではまだ善戦しているようです。売れてくれれば「次」の竜獣ビーストワールドが展開できる（と思う）のですが、自分だけの力ではどうにもできません。

　あとがきにも書かせていただきましたが、また一緒に竜獣ビーストワールドを冒険したいですね。小説はあれこれ想像できて、自分なりのビーストを心に持てるのがいい点でしょうか。
　とにかく不況という逆風に負けず、ファイトしてみます！

　物書きやらさせていただいておりますが、なにが一番つらいかといいますと「無反応」です。本の内容が悪くてクソミソ書かれていても、ちょっとへこみますが、今後に活かしていこうと考えますし、反応あったんだなぁ、と実感します。
　ポジティブなメッセージ(mixi)やメールはそのまま「モチベーション」に直結するので、テンションがハイになり、うれしいものです。

　物書きは（他の方は存じませんが）ＰＣの前で独り画面とにらめっこ状態ですから、基本的に孤独です。ゴーストライターの存在はわかりませんが、基本的に原稿は全部自分で書いて、完成までもっていく。

　今日は気分がのらないから明日、なーんてことができるのは売れっ子大作家先生だけで、わたしなんぞは書くのも遅いので、どうにか気分をのせて対処しています。
　孤独ほどきついものはありませんから、やはりメッセージがあったり、メールがきたりするとそれだけで、モチベーションが変化します。できればご支援メールとか「買ったよ」メール・メッセージが最高級なのですが、「おいはよ新作書かんかい！」のような叱咤でも、ありがたくいただきます。

　ほんと人とも話さず、ずっとＰＣ画面見て書いていると憂鬱な気分になってきます。わたしは、山籠りできる仙人さんの領域には達していません。
　とまぁ長くなりましたが、多くの物書きさんは０から完成（脱稿）まで自分で管理する孤独なものだと、座って作業できるから楽じゃーん、ではなくメンタル面に「クル」ものだと、そんなことを書いてみました。
　やっぱりネガティブブログになっちゃってますね。うーむむ。

『ウルティメイト・ビースト』、『レシピエント・ビースト』がそろそろ新刊コーナーから外れていくと思います。
　大阪の店舗ではジェット返本（並べて１週間未満で返本）はなく、まだ顕在ですが東京やその他・地方都市はどうなっているんでしょう。ある方のブログに神田は顕在とありましたが、うーん。
　ともかく新刊の期間は終わりに近づきつつあります。このあとの運命は！？

１．返本
２．棚に１冊残してあとは返本
３．専用コーナーの棚、のこり返本
４．専用コーナーで平積み継続

　と、いうコースが用意されております。１、２、は論外最悪の結果です。３も悲劇。４がハッピーなのですが、これは「新刊」のときどれだけ売れたか、作者の知名度、そして店員さんのカン（これは実際の店員さんに教えてもらいました）なのです。
　大方の書籍が１、２、３のコースをたどります。はたして「ビースト」たちはどうなりますか。願わくばご救援をお願いいたします。もう祈るばかりです。

　春休みですね。さぁ本屋さんへ行きましょう！　読書の春です。え、違いますか？
　４月から心機一転ということで、この時期は勉強参考・実用書、自己啓発書が売れるみたいですが、そんなの関係ねーー（もう古いのかなぁ）。

『レシピエント・ビースト』、『ウルティメイト・ビースト』の救助をお願いいたします。書店は現状、トコロテン方式だと前に書きましたが、そのとおり続々現れる新刊に押されて棺桶（返本）入りも迫ります。
　どうか迷われておられます方、景気回復のためにも給付金パーっと使ってしまいましょう。わたしは貯金などさらさら考えておりません。ドラゴングッツでも買うか、小旅行でもするか……。

　と、それはさておき、当人としましてはあまり使ってほしくない（買ってほしい）裏ワザのご紹介です。書籍２冊でていますが、その中のアンケートはがきに答えると、抽選にて本が１冊もらえてしまうのです（まぁ５０円切手の出費はありますが）。
　かなり確率がいいプレゼントみたいですので、チャレンジしてはいかがでしょう？
（本音は繰り返しですが書店でご購入いただき、景気回復＆次作への布石としていただきたのですが、あえて）

　アン・マキャフリイ著のパーンの竜騎士シリーズも、わたしにとってはバイブル的存在です。もちろん竜・ドラゴンが出てファンタジーっぽく思えますが誕生の秘話など、かなり計算されたＳＦ小説です。
　とくに『白い竜』がお気に入りで、わたしはそこから「読書する」ことを覚えたんだと思います。ネタバレになるので内容には触れませんが、映画化のうわさもあり、期待大です。

　で、当の日本のＳＦ・ファンタジーなのですが、どうしちゃったんでしょうね。
　ハードＳＦ小説は書店にコーナーもなく、「その他」扱いになっていることもあります。想像力と科学が融合したＳＦは、実用書なみに感性をみがく、クリエイティブマインドを生むなど、役に立ちそうなのですが、日本では大きく取り上げられないのが残念です。海外の書籍もなかなか翻訳されなかったり、途中で打ち切りになったりとさんざんです。

　映画「ゴジラ」シリーズも休止となっており、どうにも国産の実写ＳＦ・ファンタジーはこのままだと、置いてけぼりを食らうのではないかと。現状はアニメ大国で、アニメには良作もたくさんですが、やはり実写はお金と技術がたいへんなので、やらないのでしょうか？
　個人的にはアニメより、（陳腐でも）実写映像として観たいのですが、ハリウッドからの輸入版ばかり。実写「ドラゴン・ボール」も悟空や亀仙人が英語を話す時点でなんとも複雑な気分です。

　昔はけっこうあった国産実写ＳＦ、ふたたび返り咲かないものでしょうか。
　

『はてしない物語（ネバーエンディングストーリ）』の世界です。わたしは映画を見て、原作本を読み、ビースト萌えになったのだと確信できます。
『ダイヤモンド・ビースト』でちょっとだけ似たような世界となりますが、ビーストのすてきな点は見目姿や能力の”まったく”違う生き物同士が友達になれることでしょうか。
　主従の関係ではなく（そんな本が多いですが）、友達として。

　この考えを貫き通して、書籍をつづっています。ＰＣ・ＩＴ関連の書籍でもパートナーとしてドラゴン君を登場させました。わたしのささやかな願いと、ファンタージェンの実現です。
　実際、ふつうにやりあっていますし、
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その本のドラゴンと共に勉強しているうちに、職業がＳＥに決まってしまいました。
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　こんなありがたい感想もいただけました。優劣を競い、勝ち組、負け組なんて言葉が平気で使われるようになった社会へ、真心のメッセージを送り、差別意識がばからしく思えるようになれば、こう考えています。

　偉そうに「ビースト萌え」だなんだと語っていますが、わたしも純真なファンタージェンの住人になれるほど、澄んでいるとはいえないです。ドロドロ。
　ですが一歩、一歩、『はてしない物語』が訴えかけるメッセージの実現を願い、進んでいく。それが本当のビースト萌えであり、夢の国の到来なんだと思います。

　わたしもできれば、人生へ影響を与えるほどの物語を書いていきたいです。

『レシピエント・ビースト』ではグロテスクな展開を意識したのですが、ご購入されました方から「もっとグロくてもいいのでは？」とのご意見をいただきました。
　たぶんグロテスクが苦手な方は１ページ目で引くと思います。『ビースト・コード』、『ダイヤモンド・ビースト』ともに明るめの展開で、終わりも良いので、あえてダークな雰囲気をだせないものか、知恵をしぼったといえます。

　ですが世の中にはスプラッタ映画など、あふれていますから文章でエグイ表現をしても、映像には勝てない？　いや筆力不足なのかもしれません。
　ともかく『レシピエント・ビースト』はダークで重い感じを意識したのですが、いかがなものでしょう。

　逆に同時発売の『ウルティメイト・ビースト』は明るいファンタジーＳＦです。ＳＦの要素がご都合主義とも言われましたが、もしかしたらありえるかもしれない可能性を拡大した感じです。
　雰囲気を変えたつもりだったのですが、あるお方のブログで共通点などを指摘されました。同じ作曲家の曲が似ているように、文章もやはり似てくるのかとも思っています。似ないようにするのがプロかもしれませんが、それでは作者が持つ個性が活かされません。そんな気がします。

　いや”そんなこと”を感じさせない文章を書くべきですね。一連のビーストシリーズはどう、受けとめられているのでしょう。隠し味のメッセージはなんとなく伝わったでしょうか。それだけが心配です。