中の人の日記

2009-04-07

時間をどう有効に使おうか?

時間の使い方〕

なるべく他人のブログを訪れたらコメントを残すようにしているのですが、時間がないと読むのだけでも手一杯です。意外とブログを回るのも結構しんどくて、限られた時間(1時間)だと如何に効率よく回るかに焦点がいき、結果的に情報の取捨選択を迫られる。ただ、困ったことに必要な情報というものが意外なところにあったりするので、これが余計に困難を極める。


時間の短縮方法〕

むろん、余計な時間を削り、無駄を少なくし、必要なところ(ブログ巡回など)に時間を集中させればいいのだが、問題は「精神力」である。当然、無駄時間(辛い仕事)を短縮するにはそれだけの集中力(根気)や能力がいる。また、「必要なところ=気分がいい」とは限らず、むしろ不愉快なことや辛いことも少なくない。となると、どうしても楽しいことや面白いことに時間を割くようになり、結果、嫌なこと辛いことには時間を割かないようになる(いわゆる「後回し」というやつだ)。問題はこれがあとでネックになることだ。


〔どうやって問題に取り組むか?〕

時間の確保は言うに及ばず、精神力の確保も問題になってくる。「若いときに苦労すればあとで楽ができる」とは昔の話であり、あくまであとで報われると確約されている場合の話だ。今のリストラ不況をみれば分かるように、必ずしも現在の苦労があとで報われるとはいい難い。実際、それで自殺している大企業エリート社員最近問題になっている大学院生博士号卒)の自殺がある(目的の場所に就職できず、仮に就職できても力量を超えたキツイ仕事をやらされる)。


〔これから必要なのは先見の明?〕

つまり、これから必要なのは未来予測する能力(あるいは情報収集能力)であり、さらにそれに対してどう対応するかにかかっている。これこそまさに究極の節約であろう。物事が起きてから対応するよりも、事前に準備していたほうが遥かに有利なのは一目瞭然だ。初期行動(予防行動)がその後の結果を大きく変えるのは想像に難くない。ツララが大きくなって人を貫いてから動いたのでは遅いのだ。水滴のうちに除去したほうが安全でかつ有利である。しかし、問題が起きてからしか動けないのが人間の性質なのだろう‥。それでは全てが遅いというのに‥(私を含め)。