2009-04-11
連山で4コマ漫画が始まる
〔4コマ漫画とは〕
なるほどな〜、これはいいかもしれない。4コマ漫画というと新聞がまず思い浮かぶのですが、新聞における4コマ漫画は元々政治を風刺したものから始まっていて日露戦争の明治頃から活発化するようになる。その後、戦争・震災を経て新聞を幅広い層に広めたい新聞社が、女性や子供も取り込むために現在のような政治だけに拘らず生活や環境・社会といった色々な話題を取り込んだものにした。現在の4コマが娯楽として幅広い層に楽しめるようになったのはその為だ。
ルルーシュという政治にぴったりな題材や、比較的新しい人気のアニメを使うのは非常にいいアイディアだと思う。話題を集める点や連山の狙いである若者・オタクを取り込む点で非常にいいかもしれない。私もらきすたのこなたによるボケ(疑問)とかがみんによる突っ込み(回答)や、ハルヒ先生による政治解説にキョンの疑問と指摘(それにハルヒ先生がさらに解説する)というシュチュエーションを考えてみたんだが(あと現在人気のルイズとか、攻殻機動隊とか)、問題は作る時間ですね。
〔簡単にみえる4コマだが‥〕
簡単にみえる4コマ漫画だが、実は作るのが意外と高度で大変だったりする。4つの枠に内容をコンパクトに納めなければならず、文字やコマ数が少ないぶん非常に脚本構成の力を要する。さらに面白いネタを集めて(これが一番重要)、それをうまくまとめ、絵に描かねばならない。特にネタは新鮮であればあればるほどいい。絵も上手な方が有利だろう。これを1時間でやるのは無理だ‥。休日をフル稼働で使っても、たまり溜まった仕事や用事さらにブログや本も読まなければならず、現在、ブログを始めて睡眠時間が激減するなかこれはキツイ‥。
4コマ漫画の特徴はやはり分かりやすさ、見やすさだろう。さらに内容が面白ければなおいい。内容がコンパクトにまとまってるぶん見た人が短時間で内容が理解できるのも捨て難い。何より内容が面白いと話題になる。意外と同人誌的なノリがいいかもしれない。
〔4コマ漫画の弱点は?〕
上記に挙げたように制作に時間がかかること。さらに長所である「内容がコンパクトにまとめられている」がじつは最大の欠点でもある。つまり、詰め込める内容が限られている。私の政治ブログ(B層のブログ)のように最初から書き込む内容が膨大だと、4コマに詰めるのは相当難しい‥。とても脚本を構成し、絵を描いている時間はない。誰かとの共同作業も考えたが、これはこれで時間を合わせるのが大変だ‥。
とまぁ、良さそうな4コマもいい面と悪い面が一長一短だったりする‥。