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2009年4月17日(金) 19:15 |
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マウス実験でiPS細胞から肝細胞
あらゆる細胞に成長する可能性をもつiPS細胞は、傷ついた臓器を再生させる医療への期待がかかっています。 今回、マウスの実験でiPS細胞から肝臓の細胞を作ることに岡山大学が初めて成功しました。
マウスの皮膚から作られたiPS細胞。 iPS細胞は、皮膚などの細胞に遺伝子操作を加えて、まだどの細胞にも成長していない状態に戻したものです。 うまく成長を誘導させれば、希望する臓器の細胞を作ることができます。 岡山大学の研究チームが今回成功したのは、マウスのiPS細胞を肝臓の細胞へ成長させることです。 岡山大学によりますと、肝臓細胞での成功例は今のところ報告がなく、岡山大学が初めてということです。 この結果は来週、岡山市で開かれる国際細胞移植学会で発表されることになっています。
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