2009年 4月 17日 |
|
|
国道事務所移転費を岡山県が負担
|
△▼ |
不透明な使い道が問題となっている国の直轄事業負担金で、国土交通省の出先機関、岡山国道事務所の移転費用の一部、約2億2000万円を岡山県が負担していたことが分かりました。岡山国道事務所によりますと、岡山県が負担したのは岡山国道事務所が旧庁舎の老朽化に伴って3年前に事務所を移転した際の土地や建物の購入費や、耐震工事費です。総額約6億8700万円のうち2億2000万円を県が負担しましたが、県には道路の維持、修繕費の名目で負担金が請求されていました。岡山国道事務所は「制度に基づいて負担をお願いしていた」とコメントしています。これに対し県の土木部は、「明細の内訳について開示を求めたい」と話しています。直轄事業負担金は県の今年度当初予算で126億円に上っていますが具体的な使い道は分かっていません。
|
|
|
倉敷市で強盗未遂事件
|
▲▼ |
17日午後、倉敷市の宝くじ売り場で刃物を持った男が女性店員を脅迫する強盗未遂事件がありました。犯人はまだ捕まっていません。17日午後1時55分、倉敷市茶屋町のスーパーの駐車場にある宝くじ売り場で、開店準備を行っていた女性店員に男が刃物を突きつけ、「中に入れ」と脅迫しました。しかし女性店員が大声を出し抵抗したため男は何もとらず白の車で逃走しました。警察によりますと逃げた男は50歳くらいで身長は175センチから180センチくらい。紺色の野球帽をかぶりマスクをつけていたということです。警察では強盗未遂事件として逃げた男の行方を追っています。
|
|
|
瀬戸内国際芸術祭 開催概要発表
|
▲▼ |
来年夏、瀬戸内海の島々に芸術作品を展示する瀬戸内国際芸術祭の実施計画が17日、東京で発表されました。会見では芸術祭の実行委員会の会長を務める香川県の真鍋知事らが「瀬戸内海」を世界に発信するチャンスなので、多くの人に参加して欲しいと呼びかけました。瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」をテーマに、来年7月から約3ヵ月間、直島や小豆島など香川県と岡山県の7つの島に、オブジェや空間アートなど、様々な芸術作品を展示します。豊島には、芸術祭に合わせて新しい美術館の建設も行われているほか、今年8月からは、島の自然や民家を使って、芸術作品を制作する作家を全国から募集します。実行委員会では、期間中、約30万人の来場者を見込んでいて、島の魅力の再発見と、活性化につなげていきたいとしています。
|
|
|
AMDAイタリア地震帰国報告会
|
▲▼ |
約300人が犠牲となったイタリア中部の地震で、必要な支援の調査のため被災地を訪れていた岡山市のAMDAの医師が17日、帰国報告を行いました。帰国報告を行ったAMDAの津曲兼司医師は地震発生から6日後の今月12日にイタリア中部の被災地を訪れ、2日間、病院や避難所を視察し、必要な支援について調査しました。今月6日、イタリア中部で起きた地震では15日現在で死者は298人、1万戸の家が倒壊し、1万7000人が避難所で暮らしています。調査した津曲医師は現地の支援物資は十分だったが、今後は民間の協力団体を増やして被災者に心のケアを行うことが必要だと話していました。
|
|
|
ガムテープで指紋採取警察官に大臣賞
|
▲▼ |
犯罪現場に残されたガムテープから指紋を採取する方法を香川県警の警察官が開発し、文部科学大臣賞を受賞しました。受賞したのは善通寺警察署・地域課の岩本幸一巡査部長です。犯罪現場に残された布製ガムテープのロールに付着した指紋を別の布製ガムテープに転写させ、液体の薬剤に浸けて浮かび上がらせる方法を開発しました。従来、指紋の採取にはアルミニウムの粉末などを使いますが、岩本巡査部長はおととし、実際の強盗事件で、ガムテープが現場に残されていたのをヒントに思いついたということです。香川県警では今後、現場の捜査に活用したいとしています。
|
|
|
岡山県立森林公園 5カ月ぶりに開園
|
▲▽ |
岡山県北に遅い春の訪れです。雪のため閉園となっていた岡山県立森林公園が17日、約5カ月ぶりに開園しました。雪のため去年12月から閉園となっていた県立森林公園。標高870メートルの南展望台周辺にはタムシバが白い花を咲かせ、遅い春の訪れを感じさせています。この冬は雪が少なかったため開園は去年より1週間早くなりましたが、日陰にはまだ雪が残っている場所もあります。園内の遊歩道沿いにはザゼンソウが顔を覗かせているほか湿原ではミズバショウが見ごろを迎えています。また渓流では春の日差しを受けアマゴの泳ぐ姿がみられました。ミズバショウなどの春を彩る花は今月いっぱい楽しめるということです。
|
 |