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中日・吉見「打たれるところに…」遠い遠い巨人星

◆ 落合監督配球ミスに苦言 ◆

 <巨人5−3中日>3被弾で今季の本拠地初黒星。落合監督は試合後の会見で、笑みさえ浮かべながらバッテリーの配球ミスを指摘した。

 「この球場であんなホームランを打たれるというのは、考え違いをしているんじゃないか。誰とは言わないけどな」

 初回に3点のリードをもらった吉見が2回2死から李スンヨプに右越え3号ソロ。痛恨だったのは4回1死一塁でのラミレスだ。打者有利のカウント1−2でインコースからシュート回転で真ん中に入るストレート。完ぺきにとらえられた打球は左中間への同点2ランとなった。さらに、2死から李スンヨプに甘いフォークを打たれ、2打席連続の右越え逆転4号ソロ。7回で5安打の吉見だが、4失点はすべて本塁打だった。

 「打たれるところに投げてしまった…」

 チームでただ1人、開幕2連勝していた若き右腕だが巨人戦はこれで通算0勝2敗と勝てない。落合監督は「若い子は勉強だけど中堅クラスは勉強じゃすまされないな」と、この日マスクをかぶった小田にも矛先を向けた。5割逆戻りとなった夜、右ふくらはぎ痛で離脱中の谷繁不在の不安が浮き彫りとなった。

試合結果

[ 2009年4月18日付 ]

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