多田「下げるのは楽」WBCアトム級へ“殴り込み”だ
多田はケーキの前で後援者の子どもとニッコリ |
◆ WBA女子ミニマム級王座を奪取、京都で祝勝会 ◆
目指すは2階級制覇だ。11日、WBA世界女子ミニマム級王座に就いた多田悦子(27=フュチュール)が17日、京都市内で約100人を集めて祝勝会を開いた。
「1階級下げて(WBCの)アトム級のチャンピオンとやりたい」。試合後、ミニマム級の日本人ランカーに対戦を打診したが断られ方針転換。「体重を上げるのはきついけど、下げるのは楽」という事情もあり、アトム級への殴り込みを決めた。
会場は東京に移すことも検討中で、地上波で放映の話も出ている。それでも本人は「ベルトがまだ来てないから実感ない」と盛り上がる周囲をよそに淡々。「黒木瞳みたいな年の取り方したいなぁ…。土台が違うっちゅーねん!」と自虐的に笑った。強さで、多田がその名を広めていく。
[ 2009年4月18日付 ]
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