タイの反タクシン派市民団体PADの幹部、銃撃され負傷=関係者
[バンコク 17日 ロイター] タイの地元メディアや関係者によると、昨年末にバンコクの空港を占拠した、反タクシン元首相派の市民団体「市民民主化同盟(PAD)」の幹部ソンティ・リムトンクン氏が17日早朝、バンコク市内で銃撃を受け負傷した。
PADのスポークスマンのPanthep Puapongpan氏はロイターに対し、リムトンクン氏の車が現地時間午前5時(日本時間午前7時)ごろ、タイ中央銀行近くのガソリンスタンドで銃撃を受けたと述べた。
リムトンクン氏の車にはボディーガードも同乗。運転手を含め3人とも銃撃を受け、このうち運転手は重傷だという。また、銃撃犯は2人で、先ず車のタイヤを撃ち抜いてから、車両全体に銃弾を浴びせたと話している。
リムトンクン氏はPADを2005年に結成。同団体はシンボルの黄色いシャツで知られる。
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反タクシン派幹部、銃撃され負傷
昨年末にバンコクの空港を占拠した、反タクシン元首相派の市民団体の幹部が17日早朝、バンコク市内で銃撃を受け負傷した。 記事の全文 | ビデオ