札幌市中央区の地下鉄大通駅と、さっぽろ地下街で十六日朝、四十人ほどの市民が食パンをくわえて速足で歩くなどし「遅刻しそうな通勤客」を演じた。
演劇関係者らの街頭パフォーマンス集団「札幌ハプニング」が「害のないいたずらを」と初めて企画し、二十、三十代の学生や社会人が参加した。
午前八時すぎ、二組に分かれて駅のホームを目指すと、実際の通勤客らは驚いたり、まじまじと見つめたり。主催者は「大成功。まだまだネタはあります」と、次の機会をうかがっている。