岡山放送局

2009年4月17日 19時29分更新

醍醐桜に若田さんのメッセージ


日本人で初めて宇宙での長期滞在に挑んでいる宇宙飛行士の若田光一さんが乗り組む国際宇宙ステーションには、国内各地からサクラなどの種が持ち込まれています。種を集めた人たちに向けて17日、若田さんからビデオメッセージが送られました。

国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」には、放射線など、宇宙での環境が植物に与える影響を調べるため、国内16か所で集められたサクラなどの種が持ち込まれています。

種を集めた人たちに17日、若田さんからビデオメッセージが送られました。

このうち、岡山県真庭市の樹齢1000年といわれる名木、醍醐桜の地元では、去年、種を集めて送り出した小・中学生など30人ほどが集まりメッセージを聞きました。

若田さんの「みなさんの夢をのせた花の命がここにあります。私が地球に持って帰りますので大切に育ててください」というメッセージが流れると、集まった人たちは、無重力で種の袋が浮かぶ様子に驚いたように見入っていました。

メッセージを受けとった子どもは「本当に宇宙に行ってるんだなと思って、少し怖いような感じがした」とか「種が宇宙まで行ったから、自分も行ってみたい」などと話していました。
種はことし6月ごろ、地球にかえってそれぞれの地域に戻るほか、一部は宇宙環境の影響を調べる研究に使われます。