2009年4月17日 19時29分更新
県内の警察署長を集めた会議が17日、岡山市で開かれ、県警察本部の江原伸一本部長が、振り込め詐欺の取り締まりと防止に全力であたるよう指示しました。
会議は、岡山市中区の岡山中央警察署で開かれ、県内22の警察署の署長や警察の幹部など、およそ80人が出席しました。
このなかで、県警察本部の江原本部長は「過去6年間連続で減っていた犯罪の件数が、今年に入って増えており、安全で安心な街づくりのために犯罪の取り締まりと防止に力を入れなければならない」と訓示しました。
そのうえで、振り込め詐欺の取り締まりと防止に、対策を立てて全力であたるとともに、若手警察官の育成に力を注ぐよう指示しました。
また、先月、県警察本部の職員が住居手当を不正に受け取り懲戒免職の処分になったことに触れ、再発防止に向けて指導を徹底し、信頼回復に全力をあげるよう指示しました。