岡山放送局

2009年4月17日 19時29分更新

県立森林公園がオープン


冬の間、雪などのため閉園していた鏡野町の県立森林公園が17日、オープンし、ミズバショウなど春の草花を楽しむ入園者でにぎわっていました。

県立森林公園は、中国山地の標高およそ840メートルから1100メートルの場所にある広さが330ヘクタールほどの自然公園で、冬の間は雪などのため閉園し、毎年、雪解けを待って開園します。

ことしは、2月に雪が少なかったことから、去年より1週間早く17日、開園し、さっそくおよそ300人が訪れて、園内での散策を楽しんでいました。

いま一番の見ごろは、園内の湿地に群生するミズバショウで、訪れた多くの人たちがカメラで撮影していました。

また、雪解け水が流れる水辺には、黄色が鮮やかな野草のリュウキンカが花を咲かせているほか、園内のあちらこちらで僧侶がめい想する姿を思わせる赤紫色のザゼンソウを見ることもできます。

公園の管理事務所によりますと、ミズバショウやザゼンソウは今月いっぱい楽しめるということで、来月にかけて木々が芽吹いて新緑が一段と美しくなるということです。