(cache) 武者のにっき（in the dark）

その日はオフ板のとある固定の誕生日会があって
参加者のみんなで楽しくお酒を飲んだりご飯を食べたりしていた。
飲み会が終わり、終電がギリギリだということを参加者の一人である坊主に話して
駅まで送って貰えないかと頼むと
「それならマトオフ（マトリックスオフ）とか映画のＤＶＤがあるから家に来て見ないか」と誘われた。
彼は翌週にある山の手線オフの幹事で、私はそれに参加しようと思っていた。
誕生日会の前日にメッセで、オフで使う予定の小道具を探していると彼に話したところ
売っている場所を知っていると言われたので
この日は昼から買い物に付き合って貰ったり、そのあとご飯を一緒に食べたりした。
それから誕生日会の開催される場所までバイクで送って貰ったりした。
＜私がずっと彼に憧れていて特別な感情があったというように言われているが、そういうことは全くなく
この日も一知り合いとしての認識しか持ち合わせていなかった。＞
彼は大きなオフの幹事業をこなしていたり、雑誌の記事を書いたりと
オフ板内で功績がある人で、友人の幅も広いことで有名だった。
そういう人が、同じオフ板の女を家に呼んで、まさか変な事をしたりはしないだろうと思っていたし
なによりそれまでの活動や日頃の行いから強い信頼を寄せていた。
時間もちょうど終電が終わるか終わらないかくらいの瀬戸際だったし、彼の家なら安全だろうと思い
特に警戒するようなこともなくバイクで連れて行って貰った。

家に着くと自宅で、それも私を安心させた。
家族が居るのに変な行動をとればすぐに見つかるだろうし、第一そんなことはしないと思った。
部屋は狭くて布団の上しかスペースがない部屋だったので、少し迷ったが仕方がないので
最初は普通に座って雑誌を見たりしていたが、ＤＶＤを流し始めるとともに突然電気を消された。
映像を映画のように鑑賞するために消したのだと思ったので
ちょっと躊躇したが、よくする事だし不自然ではないと感じた。
ただ、夜も遅くお酒も飲んでいたので眠くて私もいつしか横になったりして
最初は警戒してお互いの頭と逆方向に寝たりしていたが同じ方向に寝るよう促された。
その時は言われるままにしてしまったのだが
今考えると、眠気に加えて酔いも回っていて判断力が鈍っていたのだと思う。
もう眠さが限界でウトウトとしていたら
私の腕を無理矢理引っ張ってきて体に抱きつかせるような体勢をとらされた。
だけど嫌だったので腕を外してまた眠りにつくとまた引っ張られ、そんなことを何回も繰り返すうちに疲れてしまい
眠ってしまったら、最初はわからなかったのだけど気付いたらキスをされていた。
＜彼は後日、自分からキスをしたことを認めている。＞
抵抗も出来ないうちに服も脱がされ、恐かったので何回も「嫌だ」と言ったが声だけでしか拒否できなかった。
それでも終始ずっと、少なくとも十数回は言っていた。
とても嫌だったが、抵抗して何かされるのも恐くて
何もしなければ早く終わるだろう、早く終わって欲しいと思うあまり、相手に従ってしまっていたところもあった。
途中で携帯電話を取り出して写真を撮ろうとしてきたので、手で顔を隠すがはね除けられて撮られてしまう。
写真３枚ぐらい、ムービーも撮られる。最初は彼が自分自身の気分を盛り上げるために行った
自己満足的な演出かと思っていたけれど、相手が消す素振りを見せないのでとても動揺した。
行為が終わった後にもムービーを再生されて「これはやばいなぁ」等と目の前で言われ、青くなり
自分はなんてことをしてしまったのだろうと激しく落ち込んだ。
何も考えられず、ただ早く帰りたい、こんなこと早く忘れたい、とずっと考えていた。
しかしバイクに乗せられて来たので、ここがどこなのか、どうやって帰るのかもわからなかった。
なにより茫然自失として立つことも出来なかった。心神喪失している状態だった。本当にすぐ帰りたかったけど
ただ相手が起きるのを待つことしかできなかった。
相手が起きてから「早く帰りたい」と何度も催促をして帰ろうとするが、もう一度行為を強要される。
本当に嫌で仕方なかったけれど、写真も撮られていて恐いし
抵抗したら何をされるか分からないので従ってしまう。
それでも何回も「嫌だ」「痛い」と連呼し
手で相手の腕を押さえたり体を捻ったりして抵抗するがやめてくれなかった。
＜行為の回数は２回といわれているが、実際は時間的な区切りとして夜と朝の２回に分けて考えているので
１回目に何回、２回目に何回、と回数が違う。
回数は全部で３回だと覚えているが、本当にそうなのかは確信が持てない。＞

自分の中では、色んな思いが複雑に混じり合っていた。
相手はこれからもオフ板で付き合いがある人で、共通の友人もたくさんいる。なにより写真を撮られてしまった。
悔しいけれど、何も言わずに黙っていればいいのだろうか。
そうしたら相手も画像を誰にも見せないかもしれない。
来週もオフがあるし、今後の付き合いの為にも愛想良く知らんぷりで通せば
これ以上傷つかなくて済むのかな。

とりあえず駅まで送ってもらって、一人になって考えてみた。
自分はなんて汚れているんだろうと思い、誰にも恥ずかしくて言えなかった。辛かった。
ついていった自分にも落ち度があった。画像も残っている。相手に何も言えない。
誰にも言わずに、この気持ちを飲み込んでしまおうか。
それが一番いいのかもしれない。８月13日の日記にも書いたけど、嫌なことがあっても誰のせいにもしないで
私が嫌な思いをしたんだから相手もなにかしら嫌な思いをしてるんだろうと思った。
それに、相手に対してこれ以上最低なことをする人ではないと少し信じていた部分もあった。
でも辛かった。

＜この時点で警察に行かなかったのは、上記の通り恥ずかしくて誰にも言えなかったし
自分の中に飲み込んでしまおうと思ったし、自分にも落ち度があったので
引け目に感じてしまい、行くことが出来なかった。＞

ただ、画像のことが気になった。
まだ持っているかを知りたかったので、メッセで
「撮った画像下さい。秘密の共有をしましょう」と適当な内容を書いて送ってみた。
もちろんそんなことをしても意味がないし、そんなつもりもさらさら無く
ただ画像を出させるためにカマをかけたつもりだった。
携帯に画像が次々と送られてきた。
一目見て「あぁ、やはりこれはただごとでは無いんだな」と感じ、辛くて耐えきれなくて画像はその場で削除した。
どうすればいいかわからなかった。「消して」と言っても向こうは聞かないだろうし、きっと残しておくんだろう。
来週は相手が幹事のオフがあるし、私は他の子と会う約束をしていたので出なければいけなかった。
とりあえず、それまでは普通の付き合いをしていようと思った。
その後もメッセやチャットやメールなどで話しかけられたりしたが
付き合いとして必要最低限の会話と関わりしかしなかった。

一週間ほど、学校とプライベートで多忙が続き、その事について考える時間もなく、少し気が紛れた。

山の手線オフでは嫌悪感は常にあったが、相手とはずっと愛想笑いで話をしていた。
二次会には会いたい人が居たので出たが、やっぱり辛くて途中で抜けた。

一度会ったことで辛い気持ちがまた甦ってきて
どうしても耐えきれなくなりメッセで知り合いのAに話を打ち明ける。
それは『レイプ』だと指摘される。
自分にも落ち度があったのでそれと決め付けることが出来なかったが
そう言われたことで自分の中で再認識した。
知り合いAがBにも話をしたら手を貸してくれるかもと言って、勝手に話をして（悪いけれどそう感じた）
同じ窓に呼んでくる。
画像をどうやって消そうかという話になる。それも重要だけど
はっきり言って、ここで論点がずれてしまっていたと思う。実際、自分の中でも、
この問題をオフ板やネットの中での問題として取り扱おうという思いが強かったことも事実で、これも良くなかった。
その時ちょうどBの携帯に坊主から夜に会わないかという誘いのメールが入った。
ちょうどCとDが新宿でオフをしているから、騙してみんなのいる場所へ呼び出して
Bが携帯を折ってくれるという話になった。
いま考えると、なんて解決にならない方法を採ってしまったのだろうと反省すべきところだと思う。
店に着くと呼んだ覚えのないEまで居て驚く。
Dには「俺はお前の味方するよ」と言われたが、「相手が武者じゃぁな。お前も悪いよ。」などとも言われ
みんなに笑われてとてもショックだった。
話の方向も、Bが携帯を折るのではなくみんなで話し合いをするという風に進んでいて
それは最初と話が違うし
関係ない人をこれ以上巻き込みたくないのでそれなら携帯は私が自分で折ると言い
自分でケリをつけようとする。
携帯を折ってから、もう帰りたくて仕方がなかったがAに連れ戻され、その間にみんなは坊主から
「あれはレイプじゃなかった」と再三説明を聞かされたらしい。
みんなは坊主の言い分を信じていたのだろうと思う。
私が相手に彼女がいるのに浮気相手にされたから悔しくて、嘘をついて画像を消すためだけに
坊主の携帯を折ったという雰囲気になっていた。
（たしかに自分から浮気相手にされたという話もしたのだが、それは重点を置きたいところでは無かった。）
それは私の気持ちとは全く違っていたが、話をするつもりの無い人にまで話を聞かれ
私は恥ずかしくて堪らなくて、何も話せなかった。否定する気力もなかった。
大体、たくさんの人がいる前でそんな話が出来るわけがなかった。
最初から坊主と２人で話す場を自分で作れば良かったと後悔した。
何も言えないので、悪いけれどみんなには
『メッセでもスレ上でも口外はしない』ということで帰って貰って、あとは２人で話すことにした。

なんで人に言うのか、相談したいなら最初から自分に言えといわれた。
それに、物に当たるガキじゃないんだから、いくらなんでも携帯を壊すのは話が違うだろう、弁償しろと言われた。
画像を消すという目的はあったけれど、たしかにいきなり携帯を折るのは間違っていたかなとそこは反省する。
それにAが携帯の代金を代わりに払うと言いだしたので、はっきり言って払いたくなんてなかったけれど
誰にも借りを作りたくなかったので自分が払うことにした。
結局、話を持ち出しても相手に否定されて嫌な思いをするのなら
自分を騙してでも無かったことにしたほうがいいのかなと思った。
「私が嫌だったのに無理矢理だったじゃないですか。嫌がってたの、わかったでしょう。」と聞くと
「全然分からなかった。全然覚えてない。」と言われたので
「嫌だって何回も言ってたじゃないですか。聞こえなかったとか覚えてないとか、有り得ないんですけど。」
と問い詰める。しかし、全く聞く耳を持ってくれなかった。
「私は坊主さんのこと信用して行ったのに、そういう
人を信頼する気持ちとか裏切って、何も思わないんですか？」
「そんなの知らねぇよ。別に俺は人にどう思われようと、知ったこっちゃないから。
会って実際の自分を見てくれる人を大事にするし。」
「でも、それでも、私が勝手に信頼してついていったかも知れないけど
私は嫌だったのにやったっていうことだけでも認めてください。」
「嫌がってるなんて全然気付かなかったから。そんなの認めないよ。
認めたら、そら認めたーってなるかもしれないじゃん。」
相手が全く非を認めてくれなくて、話が一向に進まなくなった。
私はただ、人を傷つけるということがどんな事なのかを聞いてほしかった。
知らなかったけれど、坊主には彼女がいてしかもそれは私の知り合いだった。
それは間接的に私も彼女を裏切ってしまったことになって、その事実も辛かった。
そのことを話すと、「彼女にもこの話はきちんとするよ」と言っていた。
結局私の話は聞いてもらえず、大勢で話をしても２人で話をしても認めて貰えず
解決なんて無いのかと思うと、絶望的な気持ちになり
この事は忘れて、私が諦めれば済む問題なのかなと思うようになった。

＜ちなみに第一回目話し合いの時にオフ固定５人が警察に行くべきだと言ってくれていたらしいのですが
残念ながら覚えていません。
それほど強く言ってくれなかったから私の印象に残ってないか
主な流れが携帯の画像を消すことにあった中での発言だったからだと思います。
また、この時に受けた対応などから気落ちし
警察に行っても相手にしてもらえないのかなという思いがますます強くなり
その選択肢は自分の中ではほぼ消えていました。＞

携帯代金の話になり、払わないと帰してくれない雰囲気になった。
私が払えないのなら、Aに請求をするから、と言われたが
この時点でもう誰にも会いたくないと思っていたので借りを作りたくなくて、自分で払うことにする。
『もうこの事はこれ以上誰にも言わないことにしよう』という相手の意見を聞き入れることにした。
４万を払って、もう誰にも会いたくないと思った。
相手側の勝手な意見を言われてもどうでもいい、携帯もメッセもみんな拒否して
ブログもキヌガサもミクシィも退会してみんなとの関係は断とうと思った。
＜それでもここの日記だけは、一番古くて思い出もあるし
やり場のない気持ちを吐き出す唯一の場所として残しておいた。＞

その後、好きな人が出来たり学校が忙しかったりでまた気が紛れていった。
事件のことは嫌なことだったけど、この頃になると自分の中でも半ば諦めのような
開き直りのような気持ちも出てきてしまっていた。

それと同時にまた辛い気持ちも出てきてしまい、誰かに話を聞いてもらわずにはいられなくなる。
坊主との約束を破って、信頼していたＦにメッセで相談をする。（というか愚痴に近い内容だったかもしれない）
すると話の途中で妊娠の詐称をして訴えたらどうかという提案を受ける。
たぶん向こうもふざけて冗談で言ったのだろうし、私もそれはちょっとやりすぎだろうと真に受けずに聞いていたが
メッセではじゃあやってみようかなどという話をしていた。
妊娠検査薬の偽装のやり方の話もされたりした。
そんな話の中で、実際にも生理が予定日の２０日より遅れていることに気付く。
計算をしてみたら、あの日がちょうど排卵日だったということを知った。
コンドームを付けていなかったので、もしかしたら、と思う。
Fには言わなかったかも知れないが、本当に妊娠をしているかもしれないという事態でもあり
訴訟の話については冗談交じりに聞きながらも参考にして色々と考えていた。
９月の頭にその相手と会う機会があるので、その日に会ってみてはどうかと誘われたので行くことにする。
画像の件もそのまま保留だったので、今度こそ消して貰おうと思った。
それまでに妊娠検査薬を買い、検査をしたら陰性だったが、どうしても不安にかられた。
妊娠詐称についてはやろうという話をメッセでずっとしていたが
自分の中では随分前からやめることにしていた。
私が検査薬を偽装したという話をしていたが、そんなこと実際にはしていなくて、ただネタとして話をしていた。
嘘をつかれる人の気持ちは知っていたから、誰にも嘘をつきたくなかったし
嘘をついた方が絶対にバチが当たると思ったからだ。
それよりも相手にちゃんと正直な気持ちで話をして、聞いてもらおうと思った。
この気持ちは、当日、坊主と会う前にFに会ったときに伝えた。

＜Ｆから妊娠についての話や妊娠検査薬偽装の話、訴訟の話を聞いていた時
私もこの時は話を警察に持っていくのは正直なところほぼ諦めていて
本当の話は自分の中に留めておこうと思っていた。努めて明るく振る舞ったり、もう気にしていない、
あれは私にも非があったという素振りを見せていた。
実際にメッセではそんな会話もあったが
Ｆからは妊娠の話や訴訟の情報を聞くために話を合わせていたというのが本音。
この時大事だったのは坊主に画像を消して欲しいとお願いをする事と
妊娠しているかもしれないという話をすることだった。
Fから録音機を借りようとしていたが
それは妊娠していたらどうするかという坊主の証言を録音しておいた方がいいかと思ったからだ。
今回の件が和姦であったという証拠があると言われているが
それはきっとメッセでの上記のＦとのやりとりがログとして保存されていて
そこでの私の発言を真に受けているからではないかと思う。
はっきり言って自分でも、その時の発言や行動には非があると思っている。＞

その日は、会ってすぐに２人だけで話をした。
当日のことを思い出したらどうしても辛くなり感情が高ぶってしまって、涙が出てきた。
お願いをして、携帯にある画像をその場で消して貰った。パソコンの画像も消去してくれるようお願いをした。
向こうは私が訴訟をするという話を誰かから聞いていたらしく、それで画像も取っておいたという話だった。
妊娠をしているかも知れないということも打ち明け、もし事実なら責任は取ってくれると言ってくれた。
そして携帯代金の残りも返すということで別の日にもう一度会おうということになった。
ここで再度、『もうこの話は誰にもしない、自分たち以外の人に何を聞かれても
「もう終わったから、解決したから、関係ないから」と、話をこれ以上広めない。』という約束をした。

その次の日、生理が来て安堵する。
本当に良かったと思った。話し合いの場を作ってくれようと手伝ってくれた人にも
その時の話し合いの内容と結果を報告した。
自分の中でも、もう誰にも話はしないようにしようと思っていた。

また学校で合宿など忙しい日々が続き一週間ほどカンヅメになる。

翌々週、リシエと数カ月ぶりに会い、御飯を食べに行く。
ヨリを戻そうと告白をされたので、別れていた間、自分にあった色々なことを話し、
それでも良いと言ってくれるなら付き合おうと思った。
話を聞いたリシエは「それはレイプだと思うよ、ちゃんと警察に話を聞いてもらおうよ」と言ってくれた。

妊娠の心配や学校の忙しさなどで、辛かった気持ちが薄れてはいたが
実際は忘れてはいなかったし、本当に癒えていなかったのは事実だった。
色んな人を巻き込んで、何回も話し合いをしたが
どうしてもなんとなく、心の奥にはずっとわだかまりが残ってしまっていて
警察に行ってきちんと話をして聞いてもらうことは良い結果にしろ悪い結果にしろ、ケジメをつけるという意味で
自分としてもいいことなのではないかと思った。
もし事件として問題なく扱われるならそうして貰いたいし、そうでないならとうとう諦めもつくのではないかと思った。
何より、それこそが一番大切な当初の目的だったのではないかと感じた
（というか思い出したと言った方がいいかも知れない）。
それに一人では不安だったけれど
協力してくれる人が居たら警察に行ってきちんと話すことが出来るかも知れないと思って、勇気が湧いてきた。

とりあえず、「１７日の信玄オフで坊主とも話をもう一回しよう」ということになった。
あの事は和姦であったとして聞かずまだ一度も私に対して謝っていない坊主に
まずは口頭で謝って貰いたいというのが目的だった。

次の日、携帯代金の残り２万円を返してもらう。

１７日、オフに行く前にスレに書き込みをしていたら、名無しに私がレイプされたという話を書かれる。
たぶん今までに相談をした誰かがバラしたのだと思う。
いきなり書かれ、ショックで気が高ぶり、自分から内容を認める書き込みをしてしまう。
どうせオフに行ったらそんな話も出るのだろうと思っていたし
リシエが３人で話すと言っていたのでもう別にいいやと思っていた。
それにスレにも書いたとおり、オフでその問題についてみんなの前で話などするつもりはなかった。
その夜、オフで飲んでいたら奥座敷に呼ばれたので行くと、大勢のギャラリーに囲まれ真ん中に座らされた。
坊主から
「もうこの話はスレ上でしないって言ったのに、なんで書いてるの？」
「この場で謝罪して、スレにも謝罪の書き込みをすると約束しろ」
と言われたので、約束を破ったのは本当なので、その場で謝り、書き込みすることも約束した。
「もう何も無いよな？」と聞かれたので「うーん・・」と首を傾げると
「だから何かあんだったらここで言えよ！！」と怒鳴られた。
Ｇから「とりあえず坊主さんは女喰いすぎー」と言われ「あーすいません」とへらへら笑っている姿を見て
彼はやっぱり全然反省していないなと思った。
「（この騒ぎの）責任どう取るつもりなんだよ」と言われたので
「責任てなに？私が責任取る必要は無いと思うんですけど・・」と言うとＤからピコピコハンマーで叩かれる
（もちろんこれはおふざけで、全然痛くないけど）。
実際、この騒ぎの責任は私ではなくて坊主にあると思う。
「責任ってなに？」とＤに聞くと「責任は取らなくていいよ」と言われる。
あと詳しいことはハッキリ言って覚えていないけど
まぁお互いにこれ以上はよして、なあなあで終わらせようといういつものパターンだった。
＜はっきり言ってオフ板のこの空気には嫌気が差してしまう。
相談をした人達ならともかく野次馬や関係ない人達がたくさん出てきて
その人達の前で話し合いなんか出来るわけがない。
会ったことも無い人に偉そうにされるけど、偉そうにされる理由もない。
オフ板警察とか誰が決めたのだろう、自治するなら頭のいい人にやって欲しい。
権力が欲しい人が集まって仕切りたがってるだけだと思う。
力のない者が使いたがる年功序列という腐った社会体制をいつまでも持ち続けてるのは
それに反抗してる自分自身だといつ気付くのだろうか。＞

とりあえず私と坊主の話は終わり、知りあいも居たので少しの間その場にいたが、出ていく。
リシエが来るまで待っていた。
９時頃になりリシエがやって来て、30分ぐらいしたら奥座敷に呼ばれていった。
少しすると私も呼ばれ、坊主の隣に座るよう言われた。
（当たり前だけど隣に座りたくなんか無いのに、頭おかしいんじゃないかと思った）

これはリシエから聞いた話なのだけど、私が来る前のやり取りとりは
リ「レイプあったんだろ」
みんな「レイプなんて起こってないよな～（どっと笑いがおこる）」
リ「じゃあレイプじゃないんだったらその時の事をみんなの前で話せよ（坊主に向かって）」
坊「（質問をかわして）武者側の意見だけ聞いて、スレを荒らしたことについてどう思ってるんだよ？」
この後、リシエが何回もレイプのことについて聞いているのに
坊主はスレの話ばかり持ち出して一向に話そうとしなかったらしい。
こんなやり取りばかりが延々と続くので、「じゃあ武者の意見も聞いてみよう」ということで私が呼ばれた。

私が来るとまず、
リシエ「レイプされたんだよね？」
武者「レイプという言葉を（自分からは）使ってないけど、私はすごく嫌だった。
嫌だっていうその気持ちがあることでレイプとなるんだったら、そうだね。」
＜つまり私がここで言いたかったのは
まだ警察には行っていない段階でレイプだと決め付けると名誉毀損だと訴えられて、逆に危ないと思ったので
控え目な発言にしたのですが、「レイプだとは言ってないけれど」という言葉が強く出てしまって
周囲の人々はリシエが勝手に行動したと思ったようです。＞
ここで周りにいたＨが切れてリシエに
「おまえ結婚してるわけでもないんだろ？関係ないのに出てきて見苦しい、目障りだ」みたいなことを
大声で怒鳴って去っていった。
そのうちリシエは他の件について絡まれだして、Iに電話をさせられたりＣやＤと密談しているような感じで
＜ここでリシエは公表しないという約束で、Ｃだけに武者と付き合っているという事を伝えていたそうです＞
私もＪに他の件で絡まれてそっちの話をしていて、私の件に関する話が進まなくなってしまった。
そのうちリシエが私と坊主の間に入って話をすることになったが
リシエとの間で「付き合っているということは公にしない」という話になっていて、
付き合っていることも含めて話がしたいのに大勢の前だとできないので
リシエと坊主と武者で席を外しても良いか、リシエがDに確認を取り、三人で店の入り口まで移動する。

リシエが私と坊主に質問をしていく形で話し合いが始まった。
私が「レイプという言葉は使ってないけれど、抵抗したし嫌だったので
それをレイプと呼ぶならレイプされたということになる」と言うと
リ「武者は、嫌だと思ってたんだよね。じゃあやっぱりレイプじゃないか。」
坊「でも、『秘密の共有をしよう』というメールを送ってきたじゃないか。
それは合意の上だったということになるんじゃないか？」
リ「なにそれ？どういうこと？」
私「それは・・」
と話を始めようとすると、ちょうど店にやって来たＫに別の件でリシエが絡まれだして
店の外に呼び出されたため、話は一時中断。
その間は２人では大した話もあまり出来ず、ただ帰りを待っていた。

オフが終了する頃になってリシエが店の中に戻ってくる。
店の入り口だと、退店するオフの参加者の邪魔になるし、話が漏れてしまうとリシエが判断し
三人で店を出て目立たない場所に移動して話し合いを再開する。
引き続き話を始めた。
最初は自分の中にこの問題を溜め込んでしまおうとしていた時があって
「秘密の共有をしよう」という言葉はそんな時に出たもので
画像を共有しても意味がないのは分かっているし、それは本当の気持ちではなかったことを伝える。
リシエ「じゃあそんな気は無くて、行為はやっぱり最初から嫌だったんだよね。それじゃあ武者に謝ってよ。」
坊主「なんで謝る必要があるんだよ。合意だと思ってやってたんだから謝る必要なんかないだろ。」
リシエ「いくら和姦だと思っていたとしても、武者が嫌だったって言っている以上
相手が嫌がってたのに気付かないでやったことは事実なんだから、武者に謝れよ。」
坊主「ぁあん？なんでそんなこと言われなきゃなんねーんだよ！おまえ関係ねーだろ！」
いきなり大声でなんだかすごく喧嘩腰だったのでちょっと慌てたが、構わずリシエも大声で応戦して
リシエ「関係なくないから。彼氏だから。いま付き合ってるの。
彼女が嫌がってたのにやられたって聞いて、怒るの当たり前だろう。武者に謝れよ。」
坊主「はあ？じゃあお前もこっちの意見を聞かずにスレで勝手に騒ぎ立てたことについて謝れよな。」
そのことについて謝れば坊主も謝ってくれるということになり、リシエが先に坊主に謝るように言う。
坊主が「嫌がっていたのに気付かずにやってしまってすみませんでした。」と私に謝る。
それを受けて今度はリシエが自発的に土下座をして「スレで勝手に騒ぎ立てて申し訳ありませんでした」と謝る。
大体ではあるが、こんな感じで話は進んだ。

＜「私が嫌がっていたのに気付かないでやってしまったという事実」に対して謝って貰ったのに
デカ長からの発言で、後から坊主はその時「浮気について謝った」と言ったという話を聞きました。
それと、デカ長とのメッセであった「彼女の言い訳だと最初は勢いでしてしまったけど
後々考えると嫌になってきて、無理やりされた→レイプされたって考えになったらしいです」
という坊主の発言ですが、私は「レイプという言葉は使ってないけれど、抵抗したし嫌だったので
それをレイプと呼ぶならレイプされたということになる」と曖昧ではあるけれど
「レイプ」という言葉を使っていなかっただけで行為自体を無理矢理だと思っていたし
嫌だったという思いは当然、最初からありました。
勢いでやってしてしまったなんて、この３人での話し合いの時にもそんな話は全くしていません。＞

坊主「これでおわりだよな」
リシエ「それは武者の判断にまかせる」
坊主「あんだとこら！」
リシエ「武者はどうなの」
武者「（発言だけだから）信用できない。謝って貰ったから、まぁ。」
リシエ「じゃあ、今日のところはこれで。」
坊主「今日の所はってなんだよ！」
急に威圧的に詰め寄って来たので場所を変えるが、今日話そうと思っていた事は話したので帰ることにする。

＜その後２人きりで話をしたのだが、私としては今まで
「行為をしたことについて、浮気をしたことについて」は謝って貰っていたが、
肝心の「こちらが嫌がっているのに行為をした」という事については
一切認めて貰ったり謝罪をして貰っていなかたので、初めて謝って貰ったことで少し気が晴れた。＞

この後のことについては日記やスレにも書いた通りです。
信玄オフの後でスレが荒れてニュー速にスレが立ち
自分がパソコンを見る頃にはもう周知の事実となってしまっていました。
ただ、ニュース速報板の名無しさんにも励まされたことでそれが更に後押しになり
勇気を出して警察に行くことが出来ました。
警察に話を聞いてもらったけれど残念ながらダメだということで、ショックでした。
ただ、相談所にも電話相談をしたらそこでははっきりとそれはレイプであるという意見を頂くことが出来ました。

地蔵君が言っていた９月８日の携帯メールのやりとりですが、２回目の話し合いの後に
「もうこの話は誰にもしない、関係ない人・噂を聞いて尋ねてきた人には
『関係ない。もう終わったことだ。』と言う。」という約束をしていたので
（というか、最初の話し合いの時点からその約束はしていたのですが）
私は人に相談をしてしまっていたので約束を破りながらも、断続的ではあるけれど約束を守っていたので
特に２回目の話し合い以降は、地蔵君はじめ他の人にも
「もう終わったことだから。もう解決したから。」と言って、詳しい話を自分からしないようにしていました。
でもそれは坊主さんとの約束上での発言であって私の気持ちとしてはずっと片付いていない事でした。
他の人でも、「あの時もう終わったと言っていたのに
今さらどうして問題を蒸し返したのか？」という方が多かったのですが、
それは坊主と「もうこれ以上人にこの話をしない」という約束をしていたから「終わった」と言っていたんです。
「リシエにそそのかされてやったんじゃないか」という質問もたくさん貰いましたが、はっきり言ってそれはありません。
私の気持ちに後押しをしてくれたのは確かですが
警察に行って話を聞いてもらいたいというのは私の希望でした。
リシエは最初に私に対して
「武者が本当に一体なにを望んでいるのかをちゃんと理解した上で
（和姦だったと、事実と違うことを言われ続けるのはどうしても許せないので
加害者である彼を公の場で糾弾してもらいたいということ、
同じようなことをしようとする人が、二度とオフ板で出なくなるような空気を作って欲しいということ、
前例を作るという意味で、今回の件を明るみにしてもらいたいということなど）、
武者の気が済むまで、完全に納得は出来なくても
後悔だけは絶対に残らないような結果を出せるまで、協力を惜しまない」
と言ってくれました。彼が私の意志に反するような行動を取った場面は一度もなかったと思います。
一人で出来なかったことに協力してくれたので、彼にはとても感謝しています。

ニュー速のスレを読んでいると、性病の話や過去に無断で中出しをしたなど
（私の場合は記憶が朧気で、２回とも外出しをされたと思うが、絶対にされてないとは言えない）
いろいろ嫌な噂も出てきたりしていて不安になることもあるのですが
基本的には為になる意見や励ましのレスが多いので嬉しく思っています。
精神的にかなり落ち着いたし、決断を固めるきっかけにもなりました。
本当にありがとうございます。お騒がせしてしまっていることを重ね重ねお詫び申し上げます。

自分が何故、こんなことを書いたのか。
それはスレ上や噂で事実とは反する書き込みや憶測が絶えないので
間違ったことを書かれて嘘つき呼ばわりされるよりは
自分から私に起こったこと、私の感じたことをまとめて正直に書こうと思ったのでした。
また、こういうことが出来るのは理由あって
（理由については今は言えないしこの先も言えるかどうかはわかりませんが）
今日が最後になるかも知れないので、書き込みました。