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2009年4月16日(木) 19:30 |
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新手の振り込め詐欺被害相次ぐ
後を絶たない振り込め詐欺ですが、香川県内では今月に入って変わった手口の振り込め詐欺の被害があいついでいます。 その手口とは「民事訴訟通知」と書かれたはがきを送るというものです。
今月初め、高松市内の主婦に突然一通のはがきが送られてきました。 タイトルは民事訴訟裁判通知。中には難しい法律用語がつづられていました。 はがきの内容は一言で言えば民事裁判の当事者となっているので、日本財政管理事務局なる団体に電話するようにというものです。 連絡がない場合は、金融機関口座の凍結を強制的に執行すると脅し文句が続きます。 実際に電話をかけると、裁判の取り下げには費用がかかるが、お金は戻ってくるので、現金を振り込むように言われます。 香川県消費生活センターには、先月23日からこれまでにこの葉書を受け取ったという相談が147件寄せられています。 香川県警によりますと、今月1日から8日までに30歳代から60歳代の女性5人が、あわせて300万円を振り込む被害に遭いました。 振り込め詐欺は他人名義の電話を使うなど、摘発から逃れるための手段も巧妙になってきています。 警察では多様化する振り込め詐欺の手口に惑わされないように十分注意して欲しいと話しています。
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