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東急電鉄の車掌が飲酒後に乗務 ダイヤ乱れ知り自主出勤

2009.4.16 16:39
このニュースのトピックス不祥事

 東急電鉄は16日、男性車掌(50)が飲酒直後に乗務していたと発表した。車掌は酒を飲んでいる最中にダイヤの乱れを知り、自主的に出勤し、乗務したという。普段行っていた出勤時のアルコールチェックは緊急時で実施されていなかった。

 車掌は「酒を飲んでいたが、異常時に少しでも(人手不足を)補えればと思い出勤してしまった」と話しているという。

 同社によると、車掌は泊まり勤務を終えた13日午前から同僚らと2軒の飲食店でビール中ジョッキ2杯、焼酎割3杯を飲んだ。その最中に人身事故によるダイヤの乱れを知り、出勤。飲酒から約3時間半後の午後5時25分発の東横線日吉発菊名行きと、午後5時40発の菊名発武蔵小杉行きの2本の電車に乗った。

 乗客からの苦情やトラブルはなかったが、翌日に同僚らが飲酒のうわさをしているのを助役が耳にし、発覚した。

 車掌は、2軒目から合流した同僚と2人で緊急出勤していたが、同僚は「同じウーロン茶を飲んでいると思った」と説明。さらに点呼を行った助役も臭気などは気づかなかったという。

 東急電鉄では国土交通省の通達を受け、平成18年10月以降、出勤時に乗務員全員のアルコールチェックを実施。呼気1リットルあたり0・01ミリグラムのアルコールが検出されると乗務させないように徹底しているという。

 東急電鉄の小野尚運転車両部統括部長は「あってはならない恥ずべき行為。緊急出勤の際も通常時と同様にアルコールチェックを徹底する」としている。

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