【2009年04月16日19時15分 更新】


1.県議会贈答問題 自民2人を口頭注意
 (04/16 19:03)

県議会の議長候補とされていた自民党議員2人が、他の自民党県議らに、酒などを贈っていた問題で、県議会の政治倫理審査委員会は、16日、2人を、委員長による口頭注意とすることを決めました。この問題は、県議会の議長候補とされていた、自民党の外山三博議員と福田作弥議員が、今年、他の自民党県議らそれぞれ10数人に挨拶やお返しなどと称して、酒やウナギのかば焼きを贈っていたものです。2人は、15日、議員の政治倫理観などを審査する、政治倫理審査委員会の中で、「議長選を意識したものではない」と釈明したうえで、議会を空転させたことについては、陳謝しました。そして、16日、政治倫理審査委員会で、2人の処分について審査した結果、水間篤典委員長が、議員政治倫理綱領を遵守するよう、口頭で注意することを決めました。次の議長に有力視されていた外山議員が、不出馬を表明したため、議長候補選びは混迷の度を深めています。


2.16歳乗組員、依然行方不明
 (04/16 18:56)

日南市漁協所属のカツオ漁船に乗っていた16歳の乗組員が、操業中に行方不明になりました。この乗組員は、先月、漁師を育成する水産研修所を卒業したばかりでした。行方が分からなくなっているのは、日南市漁協・大堂津支所所属のカツオ漁船、「第三神徳丸」の乗組員、藤丸翔矢さん16歳です。藤丸さんは、他の乗組員らと一緒に、鹿児島県・沖永良部島の南の海域で操業中、15日の午後6時から7時頃の間に、行方が分からなりました。藤丸さんは、先月、漁師を育成する、日南市の県立高等水産研修所を卒業したばかりでした。(日南市漁協・大島憲治筆頭理事)「学校でも評判の子で将来が楽しみな子。助かってもえれば良いがと思って、祈るような気持ちでいっぱい」海上保安部では、海に転落したものとみて、現場海域を捜索していますが、藤丸さんは見つかっていません。


3.「追い出し屋」被害、男性が業者提訴
 (04/16 18:59)

宮崎市の男性が、家賃滞納を理由に強制退去させる、いわゆる「追い出し屋」の被害にあったとして、賃貸保証会社を相手取り、16日、宮崎地裁に提訴しました。裁判を起こしたのは、宮崎市内に住む51歳の男性です。訴状によりますと、この男性は、おととし1月、脳梗塞で倒れ、収入がなくなり、家賃を滞納したところ、去年10月、賃貸保証会社から、ドアノブに、金属製のカバーを取り付けられるなどして、約1か月間、部屋を使用できない状態になったということです。このため、「不当な退去命令により、精神的な苦痛を受けた」などとして、大分市の賃貸保証会社に対し、慰謝料140万円の支払いを求めています。この男性は、滞納していた家賃などを支払い、去年12月からは、アパートに戻っています。


4.日南振徳の校舎に落書き
 (04/16 18:55)

日南振徳高校の校舎に、カラースプレーで落書きされているのが、16日、見つかりました。落書きされていたのは、県立日南振徳高校の福祉棟や商業棟など3棟で、壁や窓に、カラースプレーで、文字や絵などが書かれているのを、朝、出勤してきた職員が見つけました。16日午前0時ごろ、警備員が確認したときには、落書きはなかったということです。新入生は、16日から本格的に授業が始まったばかりで、学校側は困惑していました。(振徳高校・浜口剛士校長)「(生徒の)動揺がないように、全校集会でしっかりと生徒に訴えていきたい」学校では、午後から、依頼を受けた専門の業者が、落書きを消す作業に追われていました。警察では、器物損壊事件として捜査しています。


5.延岡放火殺人、控訴審初公判
 (04/16 19:00)

おととし、延岡市で、親子2人を死傷させたとして、殺人や放火などの罪に問われ、一審で懲役27年の実刑判決を受けた、児嶋清二被告に対する控訴審の初公判が、福岡高裁宮崎支部で開かれました。16日の公判で、児嶋被告は、「人が死んでもかまわないという気持ちは一切なかった」と主張し、減刑を求めました。一方、検察側は、「用意周到で危険な犯行」などとして、一審と同じく、無期懲役を求刑しました。判決公判は、6月9日に開かれます。


6.人気の焼酎、今年も蔵出し
 (04/16 19:01)

日南市の酒店の女将4人が作ったオリジナル焼酎が、今年も蔵出しされました。この女性グループは、おととしから、地元の酒造会社の協力を受けながら、女性好みの焼酎をつくっていて、人気を呼んでいます。3回目となった蔵出しには、観光関係者などが招待され、女将たちが、焼酎をPRしていました。オリジナル焼酎「嫋なり」は、今回、6000リットルが生産されたということです。


7.宮崎市役所にこいのぼり
 (04/16 17:31)

5月5日のこどもの日を前に、宮崎市役所に、こいのぼりが揚げられました。16日の掲揚式には、地元の保育園児ら、あわせて64人が参加。みんなで元気良く歌いながら、こいのぼりを揚げました。(こどもたちは)「うれしい」(Q.どのこいのぼりが好き?)「ピンク!」「黒いこいのぼりが好き」「かっこいい」この元気なこいのぼり、来月11日まで、宮崎市役所前に飾られています。


8.みやざき茶の新加工施設完成
 (04/16 17:35)

宮崎市に、お茶の新たな加工施設が完成し、16日、現地で落成式がありました。この施設は、お茶の増産態勢を図ろうと、宮崎経済連直販が、宮崎市花ヶ島町にある現在の加工施設を、総事業費約7600万円をかけて増設させたものです。16日は、約40人が出席するなか、現地で落成式が行われ、関係者が玉串を捧げるなどして、施設の完成を祝いました。新たなお茶の加工施設は、延床面積が約960平方メートル。2階建ての建物には、お茶をブレンドしたり、袋詰めする部屋があるほか、お茶を自由に楽しむことができる茶室も設けられています。宮崎のお茶の生産量は、3110トンと、全国4位となっていて、宮崎経済連直販では、「新施設の完成によりみやざき茶の増産態勢と販路拡大を図っていきたい」としています。


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