世界最速、9秒で・・・。
2009年04月16日昨日は、なかなか見られない試合を2試合、実況させてもらいました。
昨日のブログに書いたチェルシー対リバプールの一進一退の意地のぶつかりあい。
そして、東京ヴェルディ対サガン鳥栖の、まさかまさか9秒での退場劇・・・。
キックオフの直後、大黒選手が味方に戻したボールを、
中盤の菅原選手がDFにまかせようとスルーしたものの、
そこにDFはおらず、鳥栖の池田選手がかっさらいました。
たまらず、キーパーと1対1になるところを止めに行ったため、
一発レッドの退場でした。
まさかの9秒での退場(新聞報道では6秒と書いているところもありました)。
これまで、プロリーグでは、1990年にイタリア・セリエA、ボローニャのジュゼッペ・ロレンツォの
10秒での退場が世界記録とされているそうで、
どうやら、今回の退場劇は、それを抜いて、世界記録になったようです。
なお、アマチュアリーグでは、イングランドで、試合開始の笛を吹く主審に
「うるせえ」と叫んだ選手が2秒で退場になったことがあるそうです。
さて、アディショなるタイムをいれると90分以上、10人で戦わなくてはならなくなった
ヴェルディですが、2-0で勝ったのです。
サッカーはわからないものです。
10人になったために、やらなければと言う思いが強かったのか、
選手はすばらしく集中していましたし、普段以上に、頑張っていました。
普段の11人の時でも、このようなプレーが出来れば、
ヴェルディの順位はおのずと上がるはずです。
選手もそれを感じたはずですし、ターニングポイントになる試合だったかも知れません。
特に、今季のヴェルディは若い選手が多いですから、
良い経験になったに違いありません。