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MANHATTAN DROP

ROHに関する2つのトラブル

 

ブッカーが代わり、テレビ放送も始まって新体制となったROH。本来ならばその“変化”は良い結果を生み出すはずだったのだけれど、実際のところここ最近あまり良い評判を聞かない。とにかく「つまらなくなった」と言うのが古参ファンの意見。新しい王者も誕生したのに、今ひとつ盛り上がりに欠けるのはなんでだろう…と考えていたところ、何ともショッキングなニュースが立て続けに2つ入ってきた。

1) ラリー・スウィーニー
実はここ数週の間に、米インディープロレスファンの間では「度重なる奇行のため、スウィーニーがROHから出場停止を食らったらしい」「なんでもその奇行ってクスリのせいらしいよ」という噂が広まっていた。で、実際にスウィーニーは3月半ば以降、ROHの試合には出ていない。そのスウィーニーが、先週の木曜にこんなブログをアップした。
http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=15887196&blogId=482140192

内容を簡単にまとめると、

  • 自分は18歳の頃から躁鬱病を患っている
  • 今年の2月から症状が悪化しているのは確かだか、会場に入った時には問題なく仕事を遂行できる状態を続けていた
  • だがROHの社長をはじめ、会社の者からはドラッグ中毒であるかのように吹聴され、そのように対応された
  • 自分は決してドラッグ中毒でもアルコール中毒でもない
  • 興業の直前に出場停止を言い渡されたにも関わらず、ギャラの補填もない
  • それ以前に初回のテレビ収録時のギャラが一部未払いである

と言った感じのもの。
これに対し、ROH側がコメントを出す前に、2番目の告発が…。

2) ドラゴンゲート
過去数年、WWEレッスルマニア直前に行われたROHの試合には、ドラゴンゲートから数名の選手が送り込まれることが定番となっていた。が、今年はドラゴンゲートの選手の参加はなし。多くのファンが「何で今年はドラゲー選手が参加しないの?」と不満を漏らしていたところ、CIMA自身がアメリカのファンへ、という名目でこんなブログを本日アップした。
http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=52672769&blogId=482897351

内容を簡単にまとめると、

  • まずドラゴンゲートは今後一切ROHとは組みません!
  • 昨年のROH日本ツアーの際に、ROH選手のギャラや渡航費を折半するという話だったが、その金額も支払われていない
  • 信頼関係が崩れ、今後は信用することも不可能なので、ROHとはもう無理
  • ただROHのレスラーやファンのことは、今でもとても大切に思っているので、このような事が起きてしまったのは非常に残念だ

と言った感じのもの。

両者に共通するのは「未払い」。日本のプロレス界でもその話はよく耳にするけれど、正直言って、当事者でなければ本当のところを知るのは難しい話であるのも確か。一体どうなるのかと思っていたところ、ROHからこんな声明が。
http://www.pwinsider.com/ViewArticle.php?id=37947&p=1

内容を簡単にまとめると

(スウィーニーについて)

  • ギャラは契約通り全て支払われています
  • 病気に関しては、お大事になさってください

(ドラゴンゲートに関して)

  • ギャラや渡航費は折半との話は間違っています。選手達はギャラも渡航費も全て前払いで支払われています
  • CIMA選手とドラゴンゲートは、自分達こそが契約のどの部分を遂行しなかったかをもう一度見直すべきだと思います。それにより、なぜ私達があなた方と袂を分けたか理解できることでしょう。

やはりこういった未払い問題でよくありがちの「言った」「言わない」「こちらの方が正しい」、と言う水掛け論的な展開に…。私はもちろん当事者でもないので、どちらの言い分が正しいのか判断することは控えますが、なんかこういう話題が出てくる時って、結構団体の末期に多いよね…と暗い気持ちになってしまったのでした。もちろん何か新しい展開があれば、その都度報告させて頂きます。

【文:Shiori】

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Kaiju Big Battel ニューヨーク大会(09年4月3日)

 

4月3日 Kaiju Big Battel @Brooklyn, NY

「怪獣と戦いたい」と言ったのは飯伏ですが、飯伏の指すところの“怪獣”とは○○マンとかに出てくる一般的な怪獣を指しているのではなく、アメリカはボストンを拠点とするパフォーマンス軍団“怪獣ビッグバトル”のことなのですよー!って、皆さん、もう知ってました?今までにも何度か怪獣ビッグバトルのショーについては触れてきましたが、今回行われたショーはこんな感じです。まず、この団体、“怪獣ビッグバトル”ですからね。怪獣達の大戦闘なわけです。つまり出てくるのは基本的に怪獣オンリー。

カンフー・チキンヌードルが、この日がちょうど満一歳の誕生日のベイビー・スカイデビラーを子連れ狼さながらの乳母車に乗せて登場すると、観客が誕生日を盛大にお祝い。この団体にはコミッショナーがいて試合の査定もするのですが、現在コミッショナーは行方不明のため、この日はロボックスがコミッショナー代行。

そしてシニアレフェリーのジンギ(仁義)も同じく行方不明のため、ジュニアレフェリーのニクマンが本日のレフェリングを担当と発表される。但しニクマンは一試合目に失神してしまい、担架で運び出される羽目に…。そして観客からは“We Want Jingi!!”のジンギコールが。この辺非常にノリが良い。

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そんなこんなしてる内に、悪の親玉ドクター・キューブが登場。そして「コミッショナーは既に殺された」と衝撃の告白。会場からは「No~!!」と悲鳴にも 近い絶叫が。続いてキューブが「私は誰が殺したかも知っている」と言うと、ジンギの笛を取り出して観客に見せつける。え?ジンギが人殺し?だってジンギは 仁義の名前通り、正義の男だし。人殺しなんてするわけないよ!と思っていたら観客は「You Suck!! You Suck!!」とキューブにありとあらゆる罵倒の言葉を浴びせる。この辺、本当にノリが良い。皆の罵倒に耐えられなくなったキューブは逃げるように帰る。

と、ここで次の試合“ミーン13”の開始。コミッショナーのロボックスが搭載されているコンピューターで次々にレスラーをピックアップしていく、つまりはロイヤルランブル。そして13頭の怪獣の登場。

では怪獣ビッグバトルの特徴について説明しましょう。まず、この日は不在だけど、レフェリーのジンギは常に笛を口にくわえ、反則行為をした場合、また膠着 状態が続いた場合など、要所要所でかならず笛を吹く。なので何が起こっているのか見ている側としては非常にわかりやすい。

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次にアナウンサーのラウデン・ノクシャス。彼は試合の間、と言うかショーの間ずっと話しまくり。試合の最中は実況を行い、試合の合間にはショーの進行を行う。彼がいるから何が起こっているのかが完全に理解できると言っても過言ではない。

そして音楽。試合の最中、その場面に合った音楽がずっと流れている。効果音的な扱いと考えてもらえればわかりやすいかも。例えばヒールがベビーに攻撃している時にはスラッシュメタル、ベビーが試合に勝った時には陽気なポップス等が流れる。

最後に通常のプロレスと一番異なる点は、リング上にビルなどの建築物(の模型)が所狭しと置かれているところ。怪獣達がプロレスをしている最中に、こういうビルを破壊していくのが、怪獣ビッグバトルの醍醐味であるとも言えます。

次の試合はフランス対USAチャレンジマッチ。フランスが勝った場合には、観客全員残りの試合の間ずっとベレー帽を被らないといけないとのこと。逆にアメリカが勝った場合には、何でも自由、Yes, We Can!!とここでも観客盛り上がる。何度も言いますけど、観客は非常にノリが良い。ちなみにフランス代表はワッフル・フレンチトースト。対するアメリカ代表はアメリカン・ビートル。繰り返しますが、彼らもまた怪獣です。レフェリー不在のため、観客全員でカウントを数えるのですが、観客は本当にノリが良い。試合はアメリカン・ビートルの勝利で観客からはお決まりのUSAコール。

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観客は、プロレスファンとは打って変わり、ちょいオシャレ系&サブカル系が多いのも特徴。

次にスクリーンに会場外の様子が映し出されると、ドクター・キューブがベイビー・スカイデビラーを誘拐している場面が映し出される。と、観客は大ブーイング。そう、ドクター・キューブは本当に悪いヤツなのです。コミッショナーの行方が知りたければ、その居場所を探し当ててみろ、ということで、秘密の地図を探し出すことに。

するとコーナーそれぞれに“古代エジプトの墓”“古代アマゾンの石碑”“古代ギリシャの遺跡”“古代中国の塔”が設置され、どこかに隠させている地図を探す“地図探しマッチ”が急遽開始。D.W.サイクロプトパスIIIが古代エジプトの墓から地図を見つけ、地図を持ち逃げする。

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さて本日のメインイベント。ネオ・テッペンの持つ怪獣王座にウチュウチュウ(宇宙虫)が挑戦。ネオ・テッペンの入場時、様子がおかしいと思ったら、どうやらドクター・キューブに毒のついた吹き矢で攻撃されていた模様。退場したテッペンの代わりにリングインしてきたのは、カンフー・チキンヌードル!我が子(?)を誘拐されたチキンヌードルはなんとか取り戻そうと必死に頑張る。観客はチキンヌードルに大声援。何度も言いますが、客は本当にノリが良い。

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ピンチを迎えたドクター・キューブが笛を吹くと、総勢13人もの偽者キューブが登場!すると正義の味方、パワー・ランジュルちゃんが登場して、偽者達をあっという間に片付けると観客は拍手喝采!そして復活してきたネオ・テッペンがウチュウチュウからカウント3を奪取し、見事王座防衛。

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但し行方不明のコミッショナー及びジンギの居場所は未だ不明のまま。次のフィラデルフィア大会に続く!とのこと。

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1時間40分の間、ずっと音楽が鳴りっぱなし、ラウデンが実況しっぱなし、総勢40頭弱の怪獣(プラス13人の偽キューブ)が入れ替わり立ち替わり出っぱなし、ビルが壊されっぱなし、とかなりハチャメチャなのが怪獣ビッグバトルの特徴です。実際に生で見ないとこのハチャメチャ感は伝わりにくいかも?

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さてさて飯伏の熱烈ラブコールに対する怪獣側からの返答はまだ無いけれども、今後の展開に目が離せないことに間違いはないでしょう。何か続報をキャッチしだいすぐに報告したいと思います。乞うご期待!

【文:Shiori】

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柴犬と飯伏

 

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マンハッタンの路上で柴犬と戯れる飯伏幸太。

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飯伏が怪獣に直談判/Ibushi meets Kaiju Big Battel

 

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現地アメリカで怪獣ビッグバトルの司会者ラウデンに「怪獣と戦わせてくれ!」と直談判する飯伏幸太。

Ibushi met Kaiju Big Battel announcer, Lauden, during his recent stay in US and challenged a match against Kaiju!

 

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飯伏の食事

 

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試合後の食事はホットケーキにアイスクリームをトッピング(しかも三個も)。飯伏の目が光ってる!

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キング・オブ・トリオス2009 (3日目)

 

3月29日 チカラプロ キング・オブ・トリオス2009@フィラデルフィア The (ECW) Arena

1.    キング・オブ・トリオス準決勝 : ジ・アンステイブル(ヴィン・ジェラルド、スティグマ、コリン・デカニー) 対 チーム・アッパーカット(クローディオ・キャスタニョーリ、デイヴ・テイラー、ブライアン・ダニエルソン)
完全にベビー対ヒールの戦い。Chikaraは基本的に極悪ヒールは存在しないため、ジ・アンステイブルはヒールとは言っても、ファンからいじられたりする程度のヒール。先にリングインしたクローディオにも弱虫!と言ってバカにされる始末。実力者揃いのチーム・アッパーカットにやられまくったジ・アンステイブルはここでトーナメント敗退。

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2.    キング・オブ・トリオス準決勝 : チームF.I.S.T.(グラン・アクマ、イカルス、チャック・テイラー) 対 ザ・フューチャー・イズ・ナウ(ジミー“イクイノックス”オルセン、リンス・ドラド、ヘリオス
いまいち盛り上がりの弱い試合。チャック・テイラーのタイツがズルズルずり落ちてきたり、リンス・ドラドのマスクの耳が昨日に続いてまたもや引きちぎられたりという余計な事ばかりが気になって仕方がない。但しルチャの動きを多く取り入れたヘリオスの動きが良く、客席からもヘリオスへの歓声は多い。コーナーから対角線側のコーナーへ助走を付けて走っていき、そのままコーナーを飛び越えて回転式のトペをしたり、孤軍奮闘といった感じ。最後はチャック・テイラーの変型パイルドライバーでチームF.I.S.T.が決勝進出。

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3.    アリク・キャノン 対 エル・ジェネリコ
ちょっとレベルが違い過ぎるのでは?という心配もあったけれども、ラフファイト気味のキャノンに合わせてジェネリコもグーパンチで応戦したり、思いっきり技を受けまくったりと、いつもと違ったジェネリコの試合運び。昨日の飯伏も含めた4ウェイとは全く違う試合展開。最後は予想を裏切ってキャノンをジェネリコからフォールを奪う。

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4.    12タッグチーム勝ち抜き戦
タイトルの通り、12タッグチームによる勝ち抜き戦。入場順及び勝敗は下記の通り:
1)    インコーヒアレンス(ハロウウィキッド&フライトメア)対 チーム・エピック・ウォー(ライアン・ドラゴ&トニー・コジナ)(勝者)
2)    チーム・エピック・ウォー(ライアン・ドラゴ、トニー・コジナ)対 シー・ドンスターズ(ティム・ドンスト&ハイドラ)(勝者)
3)    シー・ドンスターズ(ティム・ドンスト&ハイドラ) 対 ジ・オーダー・オブ・ザ・ネオ・ソーラー・テンプル(ウルトラマンティス・ブラック&クロスボーンズ)(勝者)
4)    ジ・オーダー・オブ・ザ・ネオ・ソーラー・テンプル(ウルトラマンティス・ブラック&クロスボーンズ)(勝者) 対 アニマル・ハウス(ビーフ・ウェリントン&スティーヴン・ワイナー)
5)    ジ・オーダー・オブ・ザ・ネオ・ソーラー・テンプル(ウルトラマンティス・ブラック&クロスボーンズ)対 サタデーナイト・スラム・マスターズ(プレイヤー・ウノ&クリエイト・ア・レスラー)(勝者)
6)    サタデーナイト・スラム・マスターズ(プレイヤー・ウノ&クリエイト・ア・レスラー) 対 ミッチ・ライダー&ピンキー・サンチェス(勝者)
7)    ミッチ・ライダー&ピンキー・サンチェス 対 ダ・ソウル・タッチャズ(マーシ・ロケット&ウィリー・リチャードソン)(勝者)
8)    ダ・ソウル・タッチャズ(マーシ・ロケット&ウィリー・リチャードソン) 対 ヤング・バックス(マット&ニック・ジャクソン)(勝者)
9)    ヤング・バックス(マット&ニック・ジャクソン) 対 チーチ&クラウディ(勝者)*この勝ち抜き戦一番盛り上がった試合
10)    チーチ&クラウディ 対  ザ・ラフネックス(ブロディ・リー&グリズリー・レッドウッド)(勝者)
11)    ザ・ラフネックス(ブロディ・リー&グリズリー・レッドウッド) 対 ジグソー&マイク・クワッケンブッシュ(勝者)

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(休憩)

5.    オフィディアン、アマシス、KUDO、中澤マイケル 対 ファイアーアント、ソルジャーアント、ライアン・クルズ、ダリン・コルビン)
入場時からオイルを片手に不気味な笑みを見せる黒光りの男、中澤マイケル。ファンにアピールをしながらリング下を徘徊し、嫌がる観客に無理矢理オイルを渡して背中にかけてもらうと大満足の様子。そんなやる気満々の中澤をコーナーへと戻し、まずはオフィディアンが先発を買って出る。その後中澤にタッチをするとリング上にオイルを撒き散らし、まずはファイアーアントを滑らせることに成功!

アントが滑る→客がウケる→滑る→ウケる、と一通りウケたところでKUDOにタッチ。その後再び中澤にタッチすると、今度は口にオイルを含み、リング上に横たわるファイアーアントにオイルを吐き出す。これはあまり客にはウケず。というのも、やはりChikara Proはファミリー向けなので下品なことはあまり受け入れられないのです!!しかしそんな観客の雰囲気を察することもせず、フィニッシュ!と叫びオイルを手当たり次第に撒き散らしたあげく自爆の中澤。転んだ隙にファイアーアントにオイルを取られ、味方までもがオイルまみれになる始末。

その後肌の色が全く一緒であることが判明したオフィディアン(ちなみに黒人)と意気投合し連係プレーに勤しむ。その後オイルを取り返した中澤は相手チームの面々にオイルを掛けまくって攻撃。その隙にKUDOがコーナーに上り、ダブルニーから3カウントを奪い見事に勝利。

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6.    オースティン・エリーズ 対 エディ・キングストン
この日は完璧にヒールモードのオースティン。エディ・キングストンへの声援の方が遙かに多い。最近のオースティンのプロレススタイルである「のらりくらり戦法」が炸裂し、あまり噛み合わないままエディ・キングストンの勝利。

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7.    レイ・デ・ヴォラドレス決勝戦:飯伏幸太 対 プレイヤー・ドス
昨日行われた4ウェイ戦の勝者である飯伏とドスで行われる決勝戦。レイ・デ・ヴォラドレスというのは、“ベスト・オブ・ハイフライヤー”という意味らしい。

まずは両者ロックアップ。そして下段の蹴り合い。初めて二人が対戦することになって気がついたのだけど、もしかしてドスの憧れのレスラーって飯伏?って思うほど、ドスの使う技は飯伏と似ている物が多い。飯伏の蹴りを避ける際にはドスもマトリックスを使用。そして観客からはドス!ドス!のドスコール。

飯伏がトップロープからドロップキックを決めるも、ドスはカウント2で返す。その後ドスのDDTが飯伏に炸裂。そして飯伏をマットに寝かせたところでコーナーに上るも、起き上がった飯伏が側転→バック転からドスの頭部にバックキックを浴びせて場外に落とすと、トップロープからリング下のドスにムーンソルト。

その後リング上に戻った二人だが、二人とも最初から動きがなんだかおかしい。飯伏もドスも動きに精彩が掛けているし、危ない落ち方もしているし何でだろう?と思っていたら、どうやら2試合前のオイルがまだ残っている模様。マットやロープの質が日本とは違うからなのか、オイルの影響がもろに出ているようで明らかに滑りまくりで、ハイフライヤーにとっては危険きわまりない状態になっている…。隣にいたファンは“New Move!”なんて言って笑ってたけど、笑い事じゃないぞ、これは。

そんなことに気付いてしまっては、リング上の二人の動きに気が気でない私。飯伏のムーンソルト・ムーンソルトは、一度目のムーンソルトを避けたドスが「やった!」とアピールをした所に2発目のムーンソルトが炸裂。但しこれはカウント2。その後飯伏がムーンソルト、そして顔面に蹴りをお見舞いするが、ドスは回転式のマトリックスで蹴りを避ける。

飯伏を場外へ落としたドスが今度はコーナーへ上り、リング下の飯伏へムーンソルト・コークスクリュー530をお見舞いすると客席からはどよめきの声が!再び両者リング上に戻り、ドスのフェニックス→自爆、飯伏のフロッグスプラッシュ→ドス、膝を立てて回避、飯伏のパンチラッシュ→ドス、まだそんなのじゃ効かないとアピール、飯伏「フェニックス!」と叫びコーナーから完璧なフェニックス・スプラッシュを決めてドスからフォール勝ち。

この瞬間会場は大盛り上がり。まずはコータ!コータ!コールが炸裂。その後プレイヤー・ドス!プレイヤー・ドス!コール。レイ・デ・ヴォラドレス2009王者の飯伏は優勝の盾を授与され、ファンからは“Please come back!”“DDT!DDT!”と熱いコールを受けながらリングを後にしたのでした。

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8.    キング・オブ・トリオス決勝戦 : チーム・アッパーカット(クローディオ・キャスタニョーリ、デイヴ・テイラー、ブライアン・ダニエルソン) 対 チームF.I.S.T.(グラン・アクマ、イカルス、チャック・テイラー)
チーム・アッパーカットはアメドラさんの入場曲“ファイナル・カウントダウン”で入場。しかしその入場時にチームF.I.S.T.が奇襲を仕掛け、ファンからは大ブーイング。これでヒール対ベビーが完璧に出来上がり。

普段からこのチームで試合をしているF.I.S.T.の連携はさすがに素晴らしく、リング上でアメドラを捕らえてほとんど離さずに執拗に攻撃を続ける。一瞬の隙を見てクローディオにタッチし、クローディオがアクマへリコラボムをお見舞いするも、イカルスがレフェリーの邪魔をしてカウントを阻止。チーム力が上回ったF.I.S.T.が上手い連携を見せて、最後はチャック・テイラーがアメドラからシングル・レッグ・クラブでタップアウトを奪い勝利。

キング・オブ・トリオスの名前の通り、トリオの連携&チームワークで勝利したチームF.I.S.T.が見事に2009年度の王者に君臨。

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【文:Shiori】

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ヌルヌルすぎる男

 

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「アメリカのローションは量が多くて安いんですよ!」とヌルヌルさせながら笑顔で力説する中澤マイケル。どうでもいいけど黒すぎ!

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