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【福井発】

特進クラスの受験指導強化 工大福井高

2009年3月27日

週40コマ授業確保

 福工大福井高校は、二〇〇九年度から普通科特別進学コースの受験指導を強化する。一年生から週四十コマ(一コマ=五十分)の正規授業を導入し、県立高校を上回る授業時間を確保。五年以内に「東大、京大進学者の輩出」を目標にしていく。

 一学年約四十人の特進コースはここ数年、進学実績を伸ばしており、今春は十五人の国公立大合格者を出した。今後の中学卒業予定者も普通科志向が高いとみられ、学校間競争を勝ち抜くため、特進コースをもう一段階レベルアップさせることにした。

 具体策として、授業時間数を現在の週三十六コマから四十コマに拡大。平日は八限目の授業を行い、県立高校の最大七限目(週三十五コマ)より多くなる。授業終了後には、個別補習などを実施するという。四月からは生徒個々の習熟度別の朝テストも導入。保護者とも連携して一人一人への細かな指導を行う。福工大福井中学校でも一〇年度から、有名大への進学意欲が強い生徒を対象に「六年制一貫コース」を設ける構想がある。 (尾嶋隆宏)

 

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