大迫勇也、プロカメラマンを悩ませる
2009年4月16日
「この選手をほかの日本人FWを撮るときと同じ感覚で撮ると危険だ」
(4/14 エルゴラッソ1面より)
エルゴラッソ4/14日号の1面は、FC東京戦での大迫勇也の初ゴールシーンだった。
だが、写真に写っているのは右足を振り上げた大迫の後ろ姿と、フリーで走り込みパスを求めて大きく手を広げてアピールする小笠原の姿。
大迫が2人のディフェンスに囲まれたとき、フリーで走り込んでくる小笠原の姿が見えたカメラマンは、そこにパスを出すと判断し、とっさに小笠原にピントを合わせた。だが、大迫は2人を突破してシュートに持ち込み、自身のJリーグ初ゴールを決めた。
「そうだった、大迫はあそこで打ってこられるんだった」
大迫の初ゴールを取り逃したカメラマンの徳丸篤志は、後悔とともに振り返る。
「自らの未熟さをこうして文章にするのは恥ずかしくて仕方ないのだ...それ以上にこんな選手が日本に出てきたことに期待と喜びを感じている」
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692号 FWかくあるべし ──FC東京1-2鹿島 (エルゴラッソ)
大迫勇也対ゴール裏のカメラマン(武藤文雄)
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