「乳がん検診」推進活動について
「年に一度乳がん検診を受けましょう」というメッセージをこめて
メノポーズを考える会は、更年期を迎えた女性の健康づくりと生活の質の向上を目指し、電話相談や医療や健康に関する公開講座(「メノポーズ・フォーラム」)、書籍・エクササイズビデオなどの刊行を行ってきました。
そこで、更年期女性のヘルスケアの問題の一つとして、日本女性に急速に増えつつある乳がんのこと、なかなか上がらない検診受診率などについて専門家から学び、女性たちと情報交換する機会を持ってきたのです。
そこで気づいたことは、「乳がん検診を受ける」ということは、自分の体を守るための「責務」であり、同時にいつまでも美しくありたい女性にとっての「権利」であるということです。
日本では、なぜ他の先進諸国とは比較にならないほど検診を受ける女性が少ないのか。これはまさに、女性全体の問題であり、特に乳がん発生率の高い更年期世代では、その生活の質、クオリティ・オブ・ライフに直結することなのです。
そこで、メノポーズを考える会は、「年に一度乳がん検診を受けましょう」というメッセージをこめて「アニバーサリー乳がん検診」の呼びかけを始めました。
検診を受けることは、自分の体を大切にすることであり、乳がんを予防する意識の第一歩です。
”大切な人の誕生日”、”大切な記念日”、”思い出に残るその日”を年に一度行う乳がん検診の新しい習慣として、「アニバーサリー乳がん検診」がこれからの女性のライフスタイルに受け入れられていくよう、今後も活動を広げていきたいと考えています。 |