今夜のゲストは、七色の歌声で“ヒーリング・ファンタジア”の歌姫と称される注目のヴォーカリスト、志方あきこさん。先月、「Harmonia」というニュー・アルバムをリリースされました。
これまで、“星”をテーマにしたアルバム「Navigatoria」、“月”をテーマにしたアルバム「RAKA」というコンセプチャルな作品を発表してきた志方さんにとって、三部作の集大成とも呼べるのが今回のアルバム「Harmonia」なんです。このアルバムのタイトル「Harmonia」というのはラテン語で「ハーモニー」の意味だそうで、「風」「火」「水」「大地」という自然界の4つのエレメンツの調和を表現したアルバムとなっています。

今回のアルバムでは、民族的と言いますかエスニックと言いますか、独特の世界観を持った曲がたくさん収録されているんですが、なんでも志方さんは想像上の架空の国をイメージして作曲しておられるそうで、アルバム・ジャケットにもそんなファンタジックな風景が描かれています。

そして、志方さんの独特な世界観を作り出しているのが、なんと言っても多重録音によるコーラス・ワーク。聴いていると、何十、何百というコーラスが折り重なって、見事なハーモニーを生み出しています。
こういう多重録音も全て志方さん一人でこなしていらっしゃると聴いて驚きでした。

そんな志方さんですが、今、クラシックの名曲を多重録音による歌声で表現できないかと思案中なんだそうです。近々、そのようなクラシックの曲が素敵な歌声で生まれ変わった作品が聴けるかもしれませんね。

志方あきこさんの情報はこちら
http://shikata-akiko.com/