ごぶさたしてました
おしおきされるのは嫌なので久しぶりに書きます。背景のデザインが変わったんですね。いい感じです。おいらんさまは不肖、この軍艦を「居酒屋保守」と仰せでした。まあ当たらずとも遠からずです。またみんなで行きませう。ごぶさたしていたのは、酒でも女でもありません。年度変わりで諸事に追われ余裕がありませんでした。これからは叱られない程度の間隔で書いていきます。
NHKの「JAPANデビュー」第1回が取りざたされています。先日、知人がその録画を送ってくれたので見ました。インタビューに答える老齢の台湾の方々はみな流暢な日本語で日本統治時代の思い出を語ります。日本に惨い仕打ちや差別を受けたとする被害者の立場だけを切り取り、そこだけを膨らませて描く手法に辟易としました。この方々が言いたかったのは、統治時代の日本に対してではなく、敗戦後の日本がとった台湾に対する裏切り行為への怒りであり恨みだったと思うのです。この番組の対極にある良い映画を最近見る機会がありました。「逍遥日記」改題して「台湾人生」です。誰憚ることなく泣きました。やはり日本統治時代に生きた台湾の方々のドキュメントです。青春を捧げて日本人と共に生き、共に戦ったんだ、と明るく誇らしげに語る一方、日本は我々台湾人を捨てて逃げ帰ったじゃないか、と言う怒りと恨みがここでは抑制された表現ですが端々に出てきます。私はこれを見て本当に台湾の方々に申し訳ないと心の底から思いました。この方々は生きている英霊だとも思えました。名古屋でも近々に劇場公開の予定だそうです。是非ご覧下さい。 by 軍艦
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