 |
2009年4月15日(水) 19:30 |
|
 |
レトロで商店街に活気を
商店街を活性化させようという新たな試みです。 商店街の9割が空き店舗という倉敷市児島味野の商店街ですが、今年に入って出店が続いています。 キーワードは「レトロ」です。
JR児島駅から徒歩10分圏内にある児島味野商店街です。 児島地区の中心市街地でかつては120店舗が軒を連ねた商店街も、郊外型店舗の進出や後継者不足で現在営業しているのは僅かに9件です。 そんな商店街の再生の切り札が85年前に建てられたこちらの大正時代の銀行の建物。 ここ20年空き家だったところに今年に入って地元児島のジーンズショップがこの場所に移転し営業を始めました。 更に昭和初期の別の銀行跡にも今月末、雰囲気に合うからと30代のオーナーがアンティーク雑貨店をオープン。 ここに来て商店街は出店続きです。 これは古い建物を活用して商店街を再生させようという倉敷市と商店街・商工会の取組みを利用したものです。 出店の際には倉敷市から100万円の補助が出るほか、家賃も3分の1を市が負担します。 レトロな雰囲気の残る商店で店を開きたいという問い合わせも、今増えて来ているといいます。 大正、昭和の趣を残す商店街。古さを逆手に取った取組みの成果に注目が集まります。
|
|