道教委は6月から、道立高校や特別支援学校を対象にインターネット上の有害情報監視を民間の専門業者に委託する。また、対応マニュアル作成も依頼して、将来、各学校や市町村教委でも監視できる態勢づくりを行う。
委託は今年度1年間行い、4月から始まる国の緊急雇用対策を活用して実施する。「学校裏サイト」などでの生徒を中傷する書き込みや個人情報の流出がないかどうかの監視をしてもらい、見つかった場合はネット運営会社への削除要請も行う。また、監視での経験からマニュアルづくりも実施する予定。具体的な委託内容などを今後詰めて、委託先を探す。【千々部一好】
毎日新聞 2009年4月11日 地方版