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【社会】

幕張に初の正規国際学校 20カ国超170人入学

2009年4月12日 朝刊

幕張インターナショナルスクールで入学を記念して植樹する新入生や教諭ら=11日、千葉市で

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 インターナショナルスクールとして全国で初めて正規の幼稚園、小学校となる「幕張インターナショナルスクール」(千葉市美浜区)が十一日開校し、あわせて百七十人の園児・児童が入学した。

 同校は、外国籍の子どもや帰国子女を受け入れ、「日本語」以外の授業はすべて英語が使われる。二十カ国以上の子どもたちが入学したという。

 これまでのインターナショナルスクールは学校教育法上、各種学校や無認可校だった。同校の場合、学習指導要領を柔軟に運用できる構造改革特区の認定を受けており、正規の幼稚園、小学校と位置付けられるため、進学や転校時の障害は解消される。

 ただ、初年度は入学金や授業料などで年間百八十−二百十万円が必要。急速な景気後退の影響から、入学辞退者が三割近くに上り、二百四十人の定員を下回る門出となった。

 入学式の後は、児童や教諭らは完成したばかりの学校の敷地内で植樹や記念撮影をしていた。

 授業は十三日から始まる。

 

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