2009-01-03
■[書評]Wikipediaのウソ記事「天敵 (石ノ森章太郎) 」が面白い件
DVD「とある魔術の禁書目録」1巻の初回限定版がぼちぼちあちこちで予約終了しているようです。挿絵の関係で特典の小説版「とある科学の超電磁砲」はすでに読了しているのですが、これ、仕事とか抜きにしてすごく面白いですよ。一度買い逃すと入手が面倒な初回限定版特典なので、購入を検討されている方はお早目にどうぞ。
さて。昨年いずみのさんの飲み会でご一緒した四海鏡さんという方から、「Wikipediaの、石ノ森先生の『天敵』という作品の解説が、えらいことになっている」と聞きまして、遅ればせながら先ほど確認してきました。半月前に修正が入って正しい内容に差し替えられたようですが、問題の解説は履歴に残っています。
劇中劇
通常の劇中劇とは異なり、かつて存在した特撮などの別の展開を見せることで、ここが現実とは少し異なる世界であることを表している。また、作品が細かく交差しており、クロスオーバー作品に近い形態をとっている。ある意味、タイタンを主人公とした作品とも取れる。劇中劇ながら、『ジャッカー電撃隊』『アクマイザー3』の石ノ森章太郎による漫画版といえる。作中のストーリーだけでなく、放映時期なども異なっており、ほとんど同時期の作品ということになっている。下記の他、ドラマやアニメなども登場しているが、描写は少なく数コマのみ。
ふむふむ。
(注:解説は全部ウソです。こんなマンガではありません)
ブラックサタンとガランダー帝国を前に一度敗れるが、ジャングラーの中から出てきた奇妙な石の力により、ドラゴンライダーとなる。容姿にそれほどの差異は無いが、炎を吐くなどの能力が付け加えられており、新ショッカーライダー2号とはライダーキック対決をしている。ブラックサタンの登場により、かつて、両親を失わせ自身を遭難させた飛行機事故の原因が、ショッカーなどの組織の兵器実験のためであったと知らされる。その能力は高いものであり、見事にガランダー帝国を討つが、ゲドンのゴルゴスによって傷を負うこととなる。
ちょw なにこれ。
ジョーカー/ジェネラル・シャドウ
ブラックサタンの幹部(雇われ幹部)の座を外された後、その戦闘力と改造人間に関する知識から、何者かに殺された鯨井大助の後任の指揮官となる。実は、ある者の命令により、シャインの抹殺を使命としており、ジャッカー電撃隊をもそのために利用していく。シャイン抹殺後は、崩壊するシャイン星でその最期をとげる。
ものすごいクロスオーバーな上に、超展開なのがたまりません。
アイアンクロー
シャインの部下。ジョーカーによりシャインの正体を知り、それを裏切る。スターダスト計画を利用し、ジョーカーとともに、シャイン星へ向う。シャインの攻撃に苦戦するが、ジョーカーによってシャインは討たれる。シャイン星に地球に帰還する装置が無かったことから、それを諦め、崩壊していくシャイン星の中でジョーカーと剣術勝負を行う。
この辺とか最高。超見てえ。誰か同人で描いてくれないかしら。
「ルジェ クレーム ド ペシェ」でカクテルを量産して飲んだくれ中。