今日の一枚
藤稔が気になるこはくさん。
材料。
まず、生きのいい白身の魚を、思い切って大量、角切りに作る。大きさは、小指くらいの大きさでいいでしょう。
これを、醤油と味醂と黒胡麻の漬け汁に漬ける。黒胡麻は、勿論、炒りたてを粗ずりしていれるわけです。
三十分ばかり経ったところで、卵の黄身を四つ五つポカポカとぶちこんで食卓に上せ、
上せるが早いか、この鉢の中身をかきまぜて、炊きたての御飯にまぶしては食べ、まぶしては食べ、その豪快なる満足感は他に類を見ないのであります。
これが満足飯。
伊丹十三の本
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