2008-08-20
■[書評]ジンガイマキョウの「とある衣装と女教皇様」が素敵すぎる件
今日の一枚
うちの子的にはテレビは絵が出る踏み台です。
遅ればせながら、夏の有明マンガ祭りに参加された皆様おつかれさまでした。3日目しか参加しなかったので個人的には大変快適だったのですが、1日目2日目に参加された方は大変だったようで。
最盛期は1回のコミケで4〜50万投入するエコノミックアニマル(誤用)だった私も、歳をとったせいかだいぶ枯れてきました。それでも本だけで10万くらいは使っちゃいるのですが、買った本をずらずら並べるのもしょーもないので
禁書本の話でもしようかと。
アニメ化が発表された影響か同人誌も増えてきまして、こんな企画が催されたり中の人がはっちゃけたりしているわけですが、そこいらへんは美琴さんの眼前を通り過ぎる上条さんのようにスルー。今回はとある神裂ねーちん本を紹介したいと思う次第。
最初にぶっちゃけますとエロ同人誌です。でもアニメ化後に雨後の筍のように湧いて出る類の、服と髪型だけ変えた金太郎飴みたいなエロ本ではないです。まずこの本のお話は原作を16巻まで読んでいないと描けません。加えてギャグマンガとして読んでも面白い。そしてなにより神裂さんに対する愛がちゃんと伝わってきます。中の人がなんと言うかはわかりませんが、私は好きです。
このコマに惚れました。
さらに付け加えるとこの本はとってもHな上に、読み進めるにしたがってなぜか姫神秋沙に対する殺意がつのっていくという、秘密のギミックが仕込まれています。嫌がる人もいるとは思いますが、私はこういう遊び心が大好きです。いいぞもっとやれ。
話のネタは原作既読者は先刻御承知のアレ。今のところ入手はちょっと難しそうですが、一粒で二度三度楽しめる本ですので気になる人は草の根分けて探してみてください。おすすめです。