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びゅんびゅん走り復活! 

夕方4時頃に病院を出ましたら、バスが後ろ姿で行ってしまうところでした。
次のバスが来るまでに20分以上あります。チェ〜〜!
諦めてボーっと立っていたのですが、さっきのバスがいつまでも目につきました。
何だかのどかに走ってるんです。

ふと考えました。
そうだ、あれは電車じゃなくてバスなんだ。
線路の上を誰にも邪魔されずに走って行くわけじゃないんだ。
障害物がいろいろあるんだ。
ほらあったよ、信号だ!へへへ赤になったよ!
ようし、次のバス停までワシと競走だ!

走りましたよ。
自分が毎日少しずつ速くなってると感じていました。
それは正解でした。今日はびゅんびゅん走れました。
時々降ってる雨に濡れた歩道で転ばないように祈りながら。
まだ信号でもたついてるバスを追い越した瞬間、成功(オーバーね)を確信しました。
そして余裕でバス停に着き、そのバスに乗れましたよ〜。

ほんのちょっと韓流ドラマ「天国の階段」のチャ・ソンジュことグォン・サンウになった気分でした。
彼はバスを追いかけて走ったんですよね。
バスの中に死んだと思っていた恋人のチェ・ジウがいたために。
もっともっと長い区間を走って、走って、走って…決して諦めなかったんですよね。

つくづく思う。ワシは絶対にチェ・ジウにはなれない。
生き方がチャ・ソンジュなんだよな。
たとえ方が美しすぎでせうか?
ま、いいじゃん。



掲示板ミステリーカフェの太陽のようだった読者様、コメントをありがとう!
本当にいい思い出ですね。これからもよろしくお願いします。

「マダム・ソレイユ」を保存しそこなってしまわれた読者様もコメントありがとう!
いつかまた何とかなる日も来るかもしれませんよ、きっとね。

ほんわか様(私があなた様に勝手につけたイメージネームです)いつもコメントありがとう!
次のバス停まで走っても惜しくも間に合わずってのは、悲しいものがありますよね。
また次まで競走して、まただめで、でもまだまだ追いかけて…。
そのうち次のバスがやって来て、何もなかったように乗るというのも…何だか悲しいものがありますよね。でもバスって結構好きです。なんのこっちゃ?

[ 2009/04/14 20:49 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)
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プロフィール

Author:茶木ひろみ
(本名は現在非公開とさせてください)
1956年4月16日牡羊座
兵庫県神戸市生まれ
コーヒーとバタートーストとチョコレートケーキと麺類が好き。

職業は謎の漫画家。
幼少の頃から世界は恐怖と愛でできていると感じ、その矛盾を受け入れる生き方を続けている。
現在も描き続けている「銀の鬼」シリーズは、その矛盾がテーマとなっている。

ピアフやアダモをBGMに原稿を描くのが最高の幸せ。

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