2009.04.13 Web posted at:  21:03  JST Updated - CNN
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船長救出劇の裏に大統領の「武力行使許可」 米当局者

ワシントン(CNN) アフリカ東部ソマリア沖で海賊に拉致された米貨物船「マースク・アラバマ」のリチャード・フィリップス船長の救出作戦にあたり、オバマ米大統領は武力行使を許可する方針を事前に明示していた。米当局者がCNNに語った。

同当局者によると、国防総省は作戦実施前、ソマリア沖に展開する2系統の米軍部隊について、それぞれ10日と11日に武力行使の許可を要請。オバマ大統領は、船長の生命を守ることを最優先に、両系統に武力による救出の権限を認めた。

大統領は作戦後、米軍艦船に保護されたフィリップ船長と電話で会話し、さらに米バージニア州にいる同船長の家族とも連絡を取ったという。

オバマ大統領は声明で、「この地域での海賊被害増加を食い止める」との決意をあらためて表明した。

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