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【小沢氏会見詳報】(2)完「中国の理解と協力が絶対必要」 (2/5ページ)
−−進退問題について2点。ご自身が党代表で臨んだ場合、それとも他の人が代表で臨んだ場合、どちらが政権交代の可能性が高いと考えるか。また、民主党政権が実現した場合、掲げている官僚政治の打破について小沢氏が指揮した場合と、ほかの人が指揮した場合と、どちらが実現できると考えるか
「私との比較でとやかく言うのは、僭越(せんえつ)なことだと思っております。私自身は、党大会で選ばれ、そして今回のことについては、大変みなさんにも心配をかけたし大事な時点であるので、自分は負けてはいけないという気持ちを持っているけれども、みなさんにおはかりをするということで、役員会、常幹(常任幹事会)、議員総会ということで、頑張れ、というお話をいただいておりますので、そのみなさんの期待に応えるように今後も頑張っていきたいと思います」
−−政府が平成21年度補正予算に盛り込む15兆円の追加経済対策を発表したが、中身は子供への手当てなど、民主党の政策と非常に似通ったものが盛り込まれている。菅直人代表代行は、子ども手当1つとっても月額2万6000円と年額3万6000円で意味が違う、と言っているが、小沢氏は政府の対策の中身をどうみるか。また党内からは、補正予算案に対し修正案を出して議論を深めるべきとの意見もあるが、小沢氏自身はどうお考えか
「あのー、政府与党の予算案っちゅうのは、以前からも申し上げておりますように、結局、役所で積み上げてきたものをまとめてだけの作業でしかありません。つねに与党から役所に、お前のところはいくら出せ出せという話で積み上がってきたものがそうですから。基本的に、特徴としては直接、国民生活のレベルアップルに資するというような政策は非常に少ないということですね。いろんな事業やら団体やらというたぐいのところに、かなり多くのお金が使われ、この間、それだけ無駄が出ている、というのが特徴の1つ」