2009年4月14日19時56分
TBSの番組「みのもんたの朝ズバッ!」から殺人事件をめぐる取材を受け、無関係なのに生放送されプライバシーなどを侵害されたとして、ごみ収集車の運転手が東京放送ホールディングスとみの氏に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、TBS側に120万円の支払いを命じた。
判決によると、07年1月11日に放送された「朝ズバッ!」で、東京都渋谷区のマンションで起きたバラバラ殺人事件の現場中継をしていたアナウンサーと運転手の男性のやりとりが約2分間放送された。男性はマンションのごみ収集とは無関係で、「これテレビ出るんですか」と話したのに対し、スタジオのみの氏は「映っちゃってるよ、もう十分」と発言した。
須藤典明裁判長は「承諾がない限り肖像権とプライバシー侵害にあたる」と判断。みの氏の発言は「やや軽さがあるところに男性の不満があると言えるが、違法というものではない」と判断した。
判決については真摯(しんし)に受け止め、今後の番組作りに生かしていきたいと考えている。