PFC(ピー・エフ・シー)バランスとは、食事の三大栄養素であるたんぱく質・脂質・炭水化物のエネルギーバランスのことです。PFCのPはProtein(たんぱく質)、FはFat(脂質)、CはCarbohydrate(炭水化物)の頭文字を表しています。
三大栄養素は、私たちの体の中で1gあたり、たんぱく質が4kcal、脂質が9kcal、炭水化物が4kcalの割合でエネルギーに変わるといわれています。このように、食品および食事のエネルギーは、主として各三大栄養素の重量にそれぞれのエネルギー換算係数を乗じた数値の合計です。三大栄養素由来のそれぞれのエネルギー量が、食品および食事全体のエネルギー量に対して、何%にあたるか示したものがPFCバランスです。以下にその計算方法を示します。
P:たんぱく質(%)=たんぱく質(g)×4(kcal/g)/食品および食事全体のエネルギー量(kcal)×100
F:脂質(%)=脂質(g)×9(kcal/g)/食品および食事全体のエネルギー量(kcal)×100
C:炭水化物(%)=炭水化物(g)×4(kcal/g)/食品および食事全体のエネルギー量(kcal)×100
*ただし、次のような時、PFC計算結果の合計%が100%にならない場合がありますが、これらは間違いではありません。
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エネルギー量の算出の際、各食品によって、たんぱく質は3.96、脂質は8.37、炭水化物は4.20のように若干異なったエネルギー換算係数を使っている場合があります。一方、PFCバランス計算の際は、全ての食品および食事においてPは4、Fは9、Cは4の換算係数を使っています。このため、PFC計算結果の合計%が100%から多少ずれることがあります。 |
| 2. |
三大栄養素由来以外のエネルギーをもつ食品(酒類、食酢を含む調味料など)では、アルコールや酢酸を多く含むほど、PFC計算結果の合計%が100%より小さい値になります。(ちなみにアルコールと酢酸のエネルギー換算係数は、それぞれ1gあたり7.1kcal、3.5kcalです。) |
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