Website of KAWAMOTO Atsushi

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・ ダイアリー(3/1-3/30)

− 3 月 31 日(雨)

自転車旅行初日。
7:30 頃、下北沢発(小田急線)。みぞれまじりの雨。かなり寒い。
9:00 頃、小田原着(東海道線)。熱海で乗換え、10:30 頃、伊東着(伊東線)。

県道 109 号線(P109)を南下。小雨。海沿いのため風がかなり強い。
上下にゴアテックスを着用しても体が冷える。
途中、橋本−エリティン会談の舞台となった川奈ホテルを通過。
足がかなり悪い場所なのにゴルフ場つきの高級ホテルである。

伊東高原手前の城ヶ崎海岸で雨がかなり強くなり、走行をあきらめ
伊豆急行に乗車することにする。14:30 頃、下田着。

下田で市内散策。ペリー上陸や開港記念の碑がある。
16:30 頃、下田発(東海バス)。17:00過ぎ、下賀茂寮に到着。

寮では個室を使用できた。エアコン、テレビ付きでかなり快適。
2 食つき 2500 円はかなり低廉。


− 3 月 30 日(晴れ)

言葉と物』 7 章「表象の限界」。アダム・スミスの業績として
労働価値説の導入を挙げている。現在の経済学(少なくことも近経)は
効用や利得を掘り下げて考えることが無いことに今更ながら気づかされる。
それが「公理論的立場」ということになるのだろうが。

明日から伊豆へ自転車旅行。(ネット依存症の転地療法?)


− 3 月 29 日(雨)

成田で全米団の見送り。 出国を見つめ、1 年の短さと長さを感じる。

幕張の「カルフール」。天井や棚の高さ、通路の広さ、店内の奥行きに
異国の風情が。日本人の体格の小ささが照射される。

書籍、CD が日用雑貨などと統一的に配置されているのが新鮮に映る。
ユニクロなどの外部テナントの採用にも躊躇がない。


− 3 月 28 日(晴れ)

渋谷で事務局会議(#4)。
アフターで A 氏壮行会。某女史の酒豪ぶりにはもう驚かない。


− 3 月 27 日(晴れ)

湯島の「大喜」。有線を流すような今風の店。味もなかなかいい。
千代田線「湯島駅」からだとすぐだが、本郷からはやや遠い。

経済学部で 4 月からのの時間割が発表されていた。
残念なことに今年も神取ゼミ岩井ゼミはかぶっている。

A.ブラウンというマクロ担当の人が招かれるようだ。
どんな人なのか楽しみ。

次のような時間割にしようかと考える。(シラバスも見てないのに気が早いが)

<夏学期>
  1		2		3		4		5
月 −−		−−		貿易・国際金融	−−		−−
火 ゲーム理論	財政		数理統計		−−		ゼミ:線型数学
水 −−		−−		民法(1)		民法(1)		−−
木 −−		貿易・国際金融	金融契約		−−		−−
金 ゼミ:線型数学	数理統計		財政		ゼミ:経済理論	−−

<冬学期>
  1		2		3		4		5
月 −−		計量経済学	−−		ゼミ:一般均衡	ゼミ:一般均衡
火 −−		産業組織		ゼミ:マクロ	ゼミ:マクロ	−−
水 −−		−−		−−		開発経済		開発経済
木 −−		−−		計量経済学	数学II		−−
金 −−		−−		産業組織		ゼミ:経済理論	−−

− 3 月 26 日(晴れ)

神谷他で階数。有馬他などの多くの入門書に最初に出てくる階数の定義は
いかにも便宜的でなじめなかったが、線型写像を導入した定義は
すっきりしてると思った。


− 3 月 25 日(雨)

上原の「紅白屋」。駒場の「山手」の姉妹店で、メニュー、味、雰囲気ともほぼ同じ。
赤 → 唐辛子、白 → ゆき(豚の背脂)。

松島斉「過去、現在、未来:繰り返しゲームと経済学」岩井・伊藤(1994)の 2-1 まで。
協調関係の定式化は現実の経験にもなじむ。


− 3 月 24 日(晴れ)

新宿で、歩行者をファッションやグループ構成別にカウントするアルバイト。
母娘で歩いている人が意外に多い。

来週末に伊豆半島を自転車旅行することを思いつく。
運動会の寮が 2 ヶ所もあるので(戸田、下賀茂)、安上がりな旅ができそう。


− 3 月 23 日(晴れ)

駒場で進学者発表。ちゃんと番号があった。 本郷進学決定。

位相や実数列の収束を学んでいるとき、ε-δへの不慣れさを感じていたので、
Y くん(HP は休業中)に薦められた田島一郎『イプシロン−デルタ』を購入する。

ε-δのありがたみから話を熾したり、証明が丁寧だったりする点で好感が持てる。
森毅『位相のこころ』と語り口が似ている。

京都府主催でインパク参加の「源氏物語パビリロン」というものを発見。
物語の梗概や、所縁の地の案内など。大原の三千院に行ってみたくなる。


− 3 月 22 日(晴れ)

最近、田中康夫の旗色が悪い。
腹心の離脱が報じられている。週刊誌の報道によれば、離脱した腹心は、
知事の重大発表が行った際、ごく直前にそのことを知らされたり、あるいは
マスコミを通して初めて知ることがあったという。

ある人物の、組織内での実質的な位置を規定するのは、他の人が知らない情報を
いかに知っているか、知らされているかにあるのではないか、と私は思う。
「腹心」というポジションにある人は、密にトップの考えが伝えられなくては、
トップの相談相手となることはできない。田中康夫は組織慣れしていない分、
こうした機微に通じていないのだろう。

しがらみを断つ変革を行うトップダウンのリーダーシップ、
といったものを強調する文脈で田中康夫を評価する言説が多かった。
セクション内での最適化では解決できない問題に対処するには、
確かにトップダウンしかない。しかし、トップがあらゆる領域に関して
自分自身の知識で判断することが不可能であることが自明である以上、
自らの知識や判断力を補完する「ブレイン」の存在が無くては、トップダウンは
有効ではない。しかも、「ブレイン」は自前でなくてはいけない。
組織生え抜きの人材ではしがらみを断てないからだ。

神戸での震災復興ボランティアのときからの腹心を離脱させてしまった
田中康夫に対し、石原慎太郎は一橋総研のような自前のブレインを活用して、
税制改革などで成果を上げようとしている。

副大臣制など導入や、経済財政諮問会議の創設といった中央政府での
政治任用の動きにも、この「自前のブレイン」の視角から論じることができそうだ。


− 3 月 21 日(晴れ)

築地の朝日新聞社。世論調査バイトの続き。 昨日同様、ほぼ終日本部待機。

午前に『戦争と平和』を読み進め、午後は『ロミオとジュリエット』を読み始め、
読み終わるほど時間があった。


− 3 月 20 日(晴れ)

築地の朝日新聞社。世論調査バイト。
訪問調査なのだが、シフトの関係で終日本部待機。

午前中は、竹下登『政治とは何か――竹下登回想録』(講談社、2001 年)を
読み始め、読み終わる。午後は、『戦争と平和』第 1 部第 2 編を読み進める。

『竹下回想録』は、伊藤隆監修となっていたので、少しはアカデミックなものを
期待してたが、ジャーナリスティックなだけの普通の回想録だった。
「功罪」のような善悪二元論的な評価を留保して、「竹下政治」の一般的構造の
抽出に専念するような分析が、政治学にはできないのだろうか。

『戦争と平和』は 1 月から読み始めて、まだ 2 編である。
群衆描写を期待して読み始めたのだが、なかなかそのような場面に辿り着かない。

このサイトの「近況」を削除。


− 3 月 19 日(晴れ)

初めて経済学部の 4 階(大学院生研究室の階層)に上がる。
壁の色が 3 階までと違うことと、エレベーターを出てすぐの研究室の
扉に、マルクスのシルエットと「原理論研究室」という張り紙が あるのに驚く。

築地の朝日新聞社。明日からの世論調査バイトの説明会。

渋谷の「鹿鳴館」。旧研究班による O 氏の壮行会。


− 3 月 18 日(晴れ)

千駄ヶ谷の「なるしまフレンド」。修理済みの愛車を引き取る。
出費は痛かったが、バーテープ(ハンドルに巻くテープ)も新調し、
オーバーホールに出した気分。地を這うような快い乗り心地が戻った。

神谷他 2 章「実数」。この章では公理が与えられる意味が
丁寧に書かれていて有難い。証明、練習問題はほとんど飛ばし、
さくさく進む。有界、最小上界、部分列、コーシー列、区間。
複素数はなぜ複素数というのか、という高校以来の疑問が
なんとなく分かった気がして嬉しい。


− 3 月 17 日(雨)

JMUNS の機関誌『ブルーフラッグ』向けの原稿を執筆。
3/14 の米国大使館ブリーフィングでの印象をもとにゲーム理論を紹介。

最初は「感動詞『いやはや』の研究」といったものにする予定だったが、
あまり面白いものにならなかったので方針を転換。ちなみに「いやはや」の
現存する最古の用例は『万葉集』2459 歌だそうだ。

研究発表会や大使館ブリーフィングで、もともと低い英語力が更に低下していることに
危機感を覚え、今日からクラッカワー『まるごとラジオ英会話』で主にリスニング練習を
はじめることにする。

国関研Y 女史のサイトを見ると、当サイトへのリンクがあった。
彼女も『位相のこころ』を読んだらしい。


− 3 月 16 日(晴れ)

中学来の友人 H 経由の情報によると、来年度の岩井ゼミの前半は、
Solow, Growth Theory を読む予定そうだ(変更の余地はあるそうだが)。
一度はちゃんと読みたい文献であるのは確か。

前期 Growth Theory、後期 General Theory という構成はレトリカルで
岩井先生らしい。 (勘ぐり過ぎか)

新横浜のラー博。名店が文字通り一堂に会している。近所の人が羨ましい。


− 3 月 15 日(晴れ)

全米団の 3 代上で自分と同じ広報担当だった K さんという人の日記を偶然発見。
(匿名なので、K さんのものである確証はないが蓋然性はかなり高い)
所属は東大経済の M1。コースワークでの苦労話などが書いてある。
奇妙な縁を感じる。ぜひ一度お会いしてみたいものだ。
ただ、K さんは私のことを知らないはずなので、連絡は取りづらい...

事務局の某女史が海外渡航中のため、バイトの取次ぎを代行せざるを得ない。
勝手が分からず心労が募る。


− 3 月 14 日(晴れ)

赤坂の米国大使館でブリーフィング。今日の相手は社会人だというのに
遅刻・ドタキャンが多く、冷や冷やさせられる。NY の UN 本部などに比べても
段違いに警備が厳しい。超大国の威信を肌で感じて少々萎縮。

「国益の実現とその手段の追求が外交」と日本人大使館員の方の個人的見解。
国益→利得関数、手段→行動、とすればゲーム理論そのもの。


− 3 月 13 日(晴れ)

昨日の濁り酒のせいか、朝から気分爽快であった。

2/21 に購入して以来、インテリアとなっていた『政治学』を読み始める。
1 巻を読み終わる(ギリシャ古典の 1 巻は、通常の書籍の 1 章分くらいの分量)。
訳はかなり現代的で、岩波文庫の山本光雄訳やネット上のものに比べ、
こわいぐらい読みやすい。 人間社会を動物の群れから連続して考察している点や、
貨幣の生起に関する記述が面白い。

今朝の朝刊によると、林文夫教授恩賜賞・学士院賞というものをもらうらしい。
林先生のような超俗の人(?)が新聞に写真入で出てくるとちょっとびっくり。


− 3 月 12 日(雨)

上智大で研究発表会 3 日目。今日も寝坊し、団長閣下の電話で目を覚ます。

和辻哲郎『古寺巡礼』を上智大の購買部で購入。早速、鑑真の章から読み始める。
想像していたより事実の記述が多い。筆致はさすが明晰で洗練されている。

九段会館で団員の壮行会。主催団体としてご挨拶
蓮實重彦風の格調高いものを狙ったが、読み上げてみると一文が長くて、
抑揚がつけにくい。でも、団長閣下のお褒めに与れてよかった。

国際交流基金からの助成も内定したようで悦ばしい限り。

飯田橋で二次会。3 日連続の飲みである。 KMUN の H さんと飲み比べ。
時間切れのため夏の大会まで停戦合意。


− 3 月 11 日(晴れ)

上智大で研究発表会 2 日目。S から突然コメントを求められ意表を衝かれる。

KMUNM 氏、こちらの A と M さんで、夏の関西大会(仮)の打ち合わせ。
中座し、旧団員による M 女史送別会のため神楽坂へ。


− 3 月 10 日(晴れ)

全米団の研究発表会のため上智大へ。全般的に昨年よりは高レベルな印象。

神谷他で、ノルム、内積。位相に入って、距離の公準、ε近傍、点列、開集合、閉集合。
簡単なところしか読んでないので、大して理解は出来てない。
数列を x : NX の関数と同一視するのはおもしろい。
森毅『位相のこころ』はε-δが分からなくてつまる。

もぎこくの I 氏、T 氏、M 氏と「下北の会」。3 次会でラーメン屋「りきまる」へ。


− 3 月 9 日(晴れ)

愛車のディレーラー(変速機)の修理のため、千駄ヶ谷のロードレーサー店
「なるしまフレンド」。ワイヤーが切れてただけだと思ってたら、
ディレーラーそのものがいかれてたらしく、修理代をかなり見積もられる。

昨年の東北旅行のとき遠野付近で落車したのがまずかったか。


− 3 月 8 日(晴れ)

名刺が出来あがる。印刷屋の人に「模擬国連って国連をシミュレート
するんですか?」と聞かれる。なんて、勘のいい人なんだろう。

久しぶりに本郷の国資。目当ての資料が複数欠けており腹立たしい。

三四郎池畔を散策。三四郎池は山上会館下の東屋から見るのが
よいことに気づく。安田講堂の赤いレンガが水面に映えて美しい。

上野の東京都美術館で鑑真和上典。
四天王など荒々しい面立ちをした木像が多い。
和辻哲郎『古寺巡礼』を読みたくなる。


− 3 月 7 日(晴れ)

神谷他で、次元、R、基底、凸性。ときおり、有界、最小上界といった
勉強してない術語が出てくるが適宜無視。線型空間もだいぶ先が見えてきた。
「無限次元空間」などというと、文系的な語感では何だか凄そう。

駒場の図書館でブルバキ『数学原論』をパラパラ眺める。
(決して「読んだ」わけではない)まえがきに、この本は数学的予備知識を
必要としない、などと書かれてる。そりゃあ、実数の公理から書いてあるんだから
「数」を知らない人でも分かると言えるのかもしれないが... 数学者は底意地が悪い。

と思いつつ、生協で、森毅『位相のこころ』(日本評論社、1987 年)という
本を見つける。この本のあとがきに「(位相は、)公理などを天下りにやられると、
そうした概念がどうした文脈から生まれてくるのか、さっぱりわからない」と
書かれているのに共感して、衝動買いしてしまった。果たして読む時間はあるのか。

内閣府から青年国際交流事業のポスターとパンフレットが送られてくる。
宛名が個人名ではなく、「模擬国連委員会御中」となっていて苦笑する。
いつから我が家は委員会の事務所になったのだろう、いやはや。


− 3 月 6 日(晴れ)

久しぶりに線型空間のお勉強。直積とグラフでつまる。
直積は戦略型ゲームの定義にも出てくる重要な概念なはず
なのだが、いいかげんにしか理解できてない。

神谷他だと直積とグラフを順序対を使って定義している。
ただ、順序対については「集合 { x, { x, y } } を x, y の順序対と呼ぶ」
とされているだけで、意味がよくわからない。
(とくに非順序対の記号{ }が二重になる意味)

集合論の公理を列挙する際に挙げられているのだが、公理は眺めるつもりで
読めばよい、とされているのに、あとから詳しい説明がされないまま
他の概念の説明の際に使われていて、ちょっと裏切られた気分である。

ちなみに、二階堂『現代経済学の数学的方法』だと順序対を用いない
直積の定義が載っている。今後、直積を使った説明を目にしたら、
二階堂の定義を紐解いてみたい。

直積やグラフは齋藤では触れてないし、線型空間の議論そのものでは
ないと思われるので今日のところは深入りしないでおく。

KMUN の U 女史と電話会談。KMUN の総会でも共同覚書が承認されたそうだ。
これで共同覚書の発効である。8 年ぶりに覚書の改正が達成できた。


− 3 月 5 日(晴れ)

認定試験の対象者発表。番号は無かった。
これで本郷進学は99 %以上大丈夫だろう。

渋谷で事務局会議(#3)。引継資料管理の窮状を訴える。
T 氏提出の新歓パンフ草稿の出来映えがなかなか。

アフターの食事会は、なしくずし的に飲み会に移行。
某女史の本性が垣間見れる。


− 3 月 4 日(晴れ)

神取「静かな革命」 5 節を精読。
契約理論と繰り返しゲームの統一的な説明に感銘した。

 「契約理論」 → 「部分均衡分析」、
 「繰り返しゲーム」 → 「一般均衡分析」
というアナロジーはなかなかきれいだ。


− 3 月 3 日(晴れ)

入ゼミ対策ということで(?)、神取「ゲーム理論による経済学の静かな革命」
岩井他編『現代の経済理論』(1994)を再読する。1 年以上前に読んだときは、
「πi(s-ie, si*)≦πi(s-ie, si) ∀i ∀si∈Si」 のような記述にヒヨって挫折した
記憶があるが、だいぶ馴染めるようになってきた。この論文の素晴らしさを
少しは味わえるようになれてうれしい。

朝日新聞の取材を受けるため御茶ノ水へ。編集委員の人と 2 時間くらい話す。
国連による核軍縮の特集記事を作るらしい。渉外的な初仕事である。


− 3 月 2 日(曇り)

岩井ゼミのページを発見。前期は経済成長論、後期は『一般理論』とのこと。
ちょっと惹かれる。中学以来の友人、H がいろいろ書いている。

2000 年大会IMF で知り合ったメンバーと浅草橋で飲み会。
N さんのご自宅にて。 ポーランドのウォッカをがぶ飲みする。
N さんの友人も交え、コンサルの役割について熱く語る。
社会人の人と飲むのはかなりめずらしい。
N さんは震災の救済ボランティアのためインドへ旅立たれるそうだ。

国関研の先輩、 O さんがプリンストン大で Nash に会ったらしい。
ML に投稿があった。さぞかし感激なさったのだろう。


− 3 月 1 日(雨)

もぎこくの友、M くんと高田馬場の「弁天」へ。「ねぎつけめん」を注文。
たしかにスープはなかなかの味なのだが、量が多すぎる。胃がもたれた。
小麦粉の袋が無造作に置かれているところなど、店内の雰囲気は
「二郎」の三田本店に似ている。

委員長の引継ぎ資料が郵送されてくる。段ボール 4 箱分である。
すでに、送られてきていたものと合わせると計 7 箱である。
トランクルームとの契約が急務と思われる。

段ボール箱の一つに、おびただしい数量の大会や全米の報告書が
詰められたものがあった。そのなかに「東京国際模擬国連大会」の報告書もあった。
パラパラと読んでみるが、予算規模がすごすぎる。とくに助成金がハンパじゃない。
貨幣単位が違うような錯覚さえ感じた。ここ 10 年のデフレをまさに象徴している。


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