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春散策のススメ列車と自転車活用名所ぐるり

2009年04月09日

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■JR、コース例をHPに

 目的の街まで列車で行き、着いた後はレンタル自転車で散策を楽しむ新しいスタイルの旅行を、JR北海道が薦めている。道内も今月に入って暖かな日が増え、草木が芽吹くなど春の兆しもちらほら。モデルコースを参考に、健康作りにもなる気ままな自転車の旅はいかが。

 JR北海道はホームページに「おすすめウオーキング&サイクリング・一日さんぽ旅」のコーナーを設け、各地のモデルコースを掲載している。いずれも札幌から目的の街までは列車を利用し、駅近くで自転車を借りて街中を散策する日帰り旅行。駅近くのレンタル自転車を扱う店と料金、街中の見どころなども紹介している。

 現在掲載しているのは、伊達、月形、苫小牧、白老を訪れる4コースで、いずれも地元自治体や観光協会の協力を得て作った本格的なもの。名所はもちろん、地元の人だけが知る絶景ポイントなども記されている。

 また沿線で買える駅弁や、苫小牧のホッキ貝、白老のビーフハンバーガーなど、地元の食材を楽しめる飲食店の情報も。詳しい地図のほか各地点への所要時間も書かれており、手にして歩けば初めての街でも迷うことなく散策を楽しめる。

 同社は土日祝日限定で、札幌近郊の特定区間で普通、快速列車が乗り放題となる一日散歩きっぷ(大人2200円)を販売中。「お得な切符と組み合わせて、健康で環境にも優しい自転車旅を楽しんで」と話し、今後も切符が使える地域のモデルコースを増やしていく予定だ。

(伊藤唯行)

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